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〇Your side
腕を引かれて、一瞬近づいたジョングクさんの顔。
あーやっぱり美形だな、なんてアホみたいな感想しか出てこない。
近距離で目が合う。ジョングクさんの大きな瞳が今度は逸らさないで俺を吸い込む。
俺もジョングクさんを見つめ返す。時間にしたらほんの数秒なのに、俺にとっては長く長く永遠に続きそうな時間。
ジョングクさんに見つめられるのは、怖くなくて気分が良かった。
何かに気づいたようにジョングクさんがはっとして目を逸らす。
位置に俺を移動させたあと、ジョングクさんはすぐに手を離して自分の位置に着いた。
俺はその背中を、じっと見つめていた。
ダンス練習は終わり、もう深夜になった。
初めての練習の割には、振りはかなり体に染み込んであと少し踊り込みをすれば完璧になる程度には仕上がった。
それにしても、俺は新人だから居残り練習は当たり前だが
この人たちはこの振りを覚えているはずなのに一生踊っている。
何度も同じ部分を、何が違うのかわからないくらいに細かい修正をするためにいつまでも鏡に向かっている。
努力の尋常じゃない積み重ねは、もちろん俺にも伝わった。
ホソクさんとジミンさんの踊りは特に目を引く。あまりに美しい。あんな領域までいけたら相当見える世界が違う。
ちらちら目に入るジョングクさんの踊りは力強く、理想の形だった。
親切で、努力家な7人と一緒に練習できるのは、改めて良すぎる環境だった。
急いで退勤の用意をして、練習室をみんなで出た。
RM「A、このあと俺らみんなで宿舎に帰るけど普段は残りたかったら残っていいからね。
Aの荷物はもう宿舎に付いているみたいだから、宿舎に帰ったら確認して。
部屋は2人部屋なんだけど、多分今1人のジョングクの部屋になると思うからジョングガ、よろしくね」
JK「え、俺ですか？？」
RM「でもお前の部屋以外寝るとこ無いから、そしたらAはソファで寝ることになるけど」
『大丈夫ですよ、ソファでも。
急に宿舎に押しかけているのは俺ですから』
申し訳なくて、夜道を歩きながら顔を下げる。そりゃあ今日から事務所に入ってきて、今まで仲良くしてた7人の邪魔になりそうだしな。
寒くて冷える手を誰かに握られた。
JN「押しかけてるんじゃないよ、もうAの帰る場所になるんだから」
JK「………別に嫌とかじゃないんで。俺の部屋使ってください」
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まなさん(プロフ) - 私じゃ絶対に思いつかない発想です…もっとお話が進んでからになりますが、絶対に書かせていただきますね！ (2023年1月29日 21時) (
レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
まなさん(プロフ) - mockn0369さん» リクエストありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: 3060404450 (このIDを非表示/違反報告)
mockn0369(プロフ) - はじめまして。楽しく拝読させていただいています！カバーステージのリクエストですが、ユンギのピアノ伴奏付きでのBest of Meのパフォーマンスをお願いします！ (2023年1月29日 20時) (レス) id: 6d25d41aea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなさん | 作成日時：2023年1月28日 0時
