103話 爆豪勝己 ページ15
何かを思い出したように、
スゥ…と――――轟は炎を消した
爆豪の回転に速度と威力を加えた特大火力を真っ向から受けた
ゴボォッ！！
緒戦で残っていた氷が砕かれた
「麗日戦で見せた特大火力に勢いと回転を加え、まさに人間榴弾！！」
「轟は緑谷戦での超爆風を撃たなかったようだが、果たして……」
砕いかれた氷の上で倒れている轟
爆豪はゆっくりと立ち上がって、轟に近づいて行く
「オイっ…ふっ、ふざけんなよ！！こんなの！！こんっ…」
気を失っている轟の襟を掴んだ所で、強制的に眠らされる
決勝戦の終わり方が最悪だ
「轟くん場外！！よって――――…爆豪くんの勝ち！！」
「以上で全ての競技が終了！！今年度雄英体育祭1年優勝者は――――…」
「Ａ組爆豪勝己！！！！」
二人は眠っているが、そんな中で全ての競技が幕を閉じた
爆豪、轟が担架で運ばれていく
表彰式の為に回復だ
『……終わったぁ…くぁっ……』
「まだ表彰があんだろ。運ばれた二人の様子見に行くぞ」
『……はぁ…』
大きく伸びをしてから、先へ行く相澤を追った
先はリカバリーガールの下
「俺は認めねえぞお！！！！」
『あっぶねぇ！』
起きた直ぐか、BomBomと手元を爆破させている
轟に飛び掛かったので、異能で封じ込めた
「ぐぬぬぬぬううううううう！！！」
『どっちかっていうと敵の顔だよなぁ。無駄に能力使わせるな…』
「俺が一位なんて認めねえからなあああああ！！」
「表彰台ん時は縛り付けとけ…もう。あと両腕、両手を頑丈にな。ああ、口もな」
『……俺より犯罪者染みて来たな、手前』
「うるせえ！！敵モドキが！！！！」
『モドキじゃねえよ、クソ餓鬼』
怒号を上げ続けている爆豪の眼は異常にも吊り上がっている
セメントス、ミッドナイトが持ってきた拘束具を付けて、表彰台へ連れて行った
『…彼方の世界にも流石にあんな奴…………いるのか？』
「俺に聞くな」
『先ず、英雄ってんのがねえからな……一位に執着するっていうのも考えた事ねぇし』
��1のヒーローになる事
ヒーローを目指す者の最大の目標である
放送室へ戻って表彰式を見届けた
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春 - すごくおもしろくて続きが気になってしまうのですがこれからこの作品を更新することはないのでしょうか。作者様にも事情があるのだと思いますが気がむいた時にでもいいので少しでも更新していただけると嬉しいです。 (2020年3月9日 0時) (
レス) id: 5ac3fd9cda (このIDを非表示/違反報告)
黒翔(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読まさせて頂いております。この作品はもう更新はされないのでしょうか？続きがとても気になるし好きな作品なので更新していただきたいのですが難しそうでしょうか？ (2019年12月14日 19時) (レス) id: cd3e9475c4 (このIDを非表示/違反報告)
さつまいも - 文ストもヒロアカも好きなのでめっちゃ面白いです！ (2018年4月23日 11時) (レス) id: c4cbf6cd4a (このIDを非表示/違反報告)
ｶﾙﾏ - こうしんがんばってくださいな｡オウエンシテマス (2018年3月9日 18時) (レス) id: c20e34549e (このIDを非表示/違反報告)
凛兎(プロフ) - 犬トロさん» お気遣い感謝します。(現実逃避しないとやっていけないのです。これからも、よろしくお願いします) (2017年10月1日 20時) (レス) id: 4cd02f3e2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛兎 | 作成日時：2017年9月22日 1時
