＃１３９．純粋な君を、オレ色に ページ19
＝ベルフェゴールｓｉｄｅ＝
「よくできました♪」
「うぅ〜・・・」
顔を真っ赤にして、オレを見上げるA
・・・ヤベェ、マジで可愛い。
少しキスをしただけで真っ赤になる、その綺麗な顔
初めて理性の限界ってやつがちらついてる気がする・・・
「〜〜っ！！さ、さてもう帰るかな〜？」
帰りたいわけなんて、ないけどな
「あ・・・」
「んー？」
ただ、そうやって
「なんだ？」
「え・・・も、ちょと・・・いて、ほしい・・・です」
甘えてくるAが見たい
いつもどこか遠慮してるコイツだけど、今は甘えてくれる気がした
現にこうやって、普段しないようなおねだりをしたりして。
ったく、オレと二人の時に敬語なんて使わないくせに・・・
「しゃーねーなぁ♪」
「ぁ・・・」
グイッ
Aの、白く柔らかな頬を引き寄せる
チュ
「ふっ、ん・・・ぁ・・・」
・・・本当に、可愛い
今までの女と言えば、キスなんか慣れていて
むしろ向こうから、噛みつくような勢いでして来たものだった。
それが、Aは違って
「待って、べ・・・っ、息できなっ・・・！」
純粋で、キスの仕方さえ知らない
まるでオレが汚れているんじゃないかと思うほど、綺麗で
「ん・・・っ、ふぁ・・・！」
一生懸命なその瞳が、愛おしい
誰よりも、何よりも。
「ふっ・・・ぁ・・・ハァ、ハァ・・・」
「下手くそ♪」
「し、仕方ないでしょ！ベルと以外したこと・・・ないもん・・・」
「っ・・・！しし、可愛い奴」
反則だろっ・・・！？
恥ずかしそうに赤らめた顔も
半泣きの、潤んだ瞳も。
トロンとした瞳は、もうオレ以外映していない
「じゃ、今日は一緒に寝るかな〜♪」
「ど、どこで・・・？」
「俺の部屋。ダメ？」
「ダメ・・・じゃない・・・」
オレの部屋に来ること、どういうことか分かってんのかな
・・・ま、分からせんのはオレなんだけどね♪
＃１４０．目撃者は困惑した。→←＃１３８．消えぬ赤みに愛しのキスを
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黒兎(プロフ) - パセリさん» 返信遅れて申し訳ありません！文才なんてないですよ・・・あったらいのになぁ。コメントありがとうございました！ (2016年2月13日 23時) (
レス) id: 250aa1f5b8 (このIDを非表示/違反報告)
パセリ(プロフ) - 皆さん 文才あってずるいですー ミーに分けてほしいですー (2015年12月25日 18時) (レス) id: 33ab24130d (このIDを非表示/違反報告)
黒兎(プロフ) - みーさん» ありがと・・・なんか照れちゃうな(笑)あ、コメント返信これが最後なんだ・・・ごめんね。頑張って合格して戻って来るから、その時はよろしくね！じゃあ、また会おうね！ (2015年12月23日 0時) (レス) id: f11ba7750f (このIDを非表示/違反報告)
みー - 黒ちゃんズルい…文才ちょっとぐらい分けて欲しいよｯｯ!!!!面白かったよ、今回のも!! (2015年12月22日 22時) (レス) id: 546ff8ecd7 (このIDを非表示/違反報告)
黒兎(プロフ) - みさっきーさん» そ、そうですか？なんだか照れてしまいますね・・・！嬉しいです (2015年12月22日 20時) (レス) id: 250aa1f5b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒兎 | 作成日時：2015年9月15日 20時
