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時は過ぎ去り昼休み。

私は予め作っておいた三重程のあるお弁当を持ってある場所へと向かった。

夜深子は私の行き先が分かっている為、特に何も言っては来なかった。


教室から出て左の階段を降り一階に。

曲がり角を曲がり、渡り廊下を渡ると、見えてくるのは体育館程もある大きい施設。





私が向かった先はそう。








浦田達とその関係者しか入れない、特別生徒会室。通称スイートルームと呼ばれるところだ。








『おまたせ』

セ「おっ。やっと来よったか。センラもうお腹ペコペコやで」

浦「嘘つけ。先刻まで本読みながら紅茶バカみたいに飲んでたクセに」

セ「それはそれ。これはこれやようらさん。第一紅茶は飲み物であって食べ物ではないんよ」

浦「あ?そんなの態々教えられなくても分かってるわ。分かってねぇのは坂田だけだ」

坂「?うらさん何か言ったー?」


あーもう。早くお昼済まして教室戻りたいのに。何やってんだかコイツらっ。



「きっとうらさん達Aを教室に戻したくないんよ。ま、俺も同じやけどな」

『!?』



急に背後から聞こえた声に、私はばっと後ろを振り返った。





『...なんだ志麻か』

志「なんだとはなんだ。なんだとは」

『ていうか志麻。私の心読んだ?それとも声に出してた?』

志「無視.......ハッキリ声に出してたで。いやー、久々の毒舌なAは結構クるな〜」



キモ。と云う言葉はゆっくりと心の中に戻し、私はささっと白い丸形のテーブルの上にお弁当を開いていった。



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Anna - すごく面白かったです!これからも頑張ってください!! (2018年10月25日 20時) (レス) id: 3a5b83829f (このIDを非表示/違反報告)
- ヤバい…この小説めっちゃ面白い…続きが楽しみ過ぎて夜も寝れない気がする…更新頑張ってください! (2018年10月23日 7時) (レス) id: 7bfe9b6f93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レ=と=ロ | 作成日時:2018年10月21日 21時

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