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教室に入ると少し騒がしかった。
ちなみに善逸と私は同じクラス。そして隣の席というおまけ付き。
善逸「なに?あれ、」
叶恋「さあ、なんだろうね。」
何やら(主に女子が)グラウンド側の窓に集中して集まっていた。
とりあえず行っている。
叶恋「どうしたの?この集まり。」
声をかけたのはクラスで1番仲が良い友達のまこも
ふわふわしてて穏やかな性格だ。
まこも「見て、あそこ。すっごくイケメンな人がいるの。制服も違うから転校生だよ。」
指をさしながら言う。指先の方向を見れば、確かに黒髪で整った顔立ちをしている人。
制服が違う上にあの顔面からかなり注目を浴びている様子。
叶恋「あ、ほんとだ!確かにイケメン。」
結構な大声で言ってしまった。その声にビクッと肩をあげた子、チラッとこちらを見た子に思わずあっと声を漏らし口元を手で抑えた。
それは校舎したにいたあの男の子にも聞こえていたようで、気づいて此方を見ている。
(あれ、そういや、私…何か見覚えある。この人……)
「……お前、叶恋だろ?」
ポケットに入れていた両手の片方を外し此方を指さしてそう言った。
叶恋「っ!?」
(な、何でこの人私の名前を?!)
善逸「叶恋、この人と知り合い?」
叶恋「え、いや別に、知り合いじゃない、と思う!」
(見覚えあるけど……。)
「叶恋!」
叶恋「は、はい!」
「俺と付き合え。」
叶恋「……は?」
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作者名:星の空 | 作成日時:2020年1月12日 23時