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『けん、…!』
背後を振り返ると、堅が立っていた。
俺の片腕を引っ張り、俺を立たせる
ドラ「血縁じゃなくてもオレはAの家族だ。
俺がいる限り、Aがどっかに行こうなんざ許さねぇ」
『……ふっ、何それ。親父みたい』
ドラ「あぁ?」
『オマエの心配なんかなくともオレはどこにも行かねぇ。
堅ちゃんが泣いたら困るからな〜』
ドラ「…は?尻もちついてたのどこの誰だよ」
『うっせ』
稀咲「………………」
俺らのやり取りを静かに睨みつけていた稀咲。
『……そーいうこった、稀咲
俺は後にも先にも東卍だけだ。
これ以上は望まねぇ、最高のステージだからな』
稀咲「…」
イザナ「____ねぇ、明るくなってるとこ悪いけど
背後には気をつけなよ。喧嘩中だ」
『っっぶな…!』
背後から風を切る音が聞こえ、咄嗟に腕で身を固める。
イザナの蹴りを受け止めた右腕が少しヒリヒリする。
マイ「…イザナ、お前の相手は俺だ。」
イザナ「あ?うっせーよ。いいだろ戦う相手くらい決めても」
『……兄弟喧嘩、だろ。
オマエらでカタつけ…ろ』
そう言うと、俺の足の力がストンっと抜けた。
ドラ「っA、!!!」
咄嗟に堅が俺を支えた
『…あ、れ
なんか力はいんね、』
稀咲「………俺の話に夢中で気づいていなかったでしょうけど、さっき催眠剤を打たせてもらいました」
『っな、』
稀咲「即効性バツグン。
流石のアンタでも疲労と相まって数分で意識が落ちるはず。」
『っ、き、さき…!』
稀咲「…ただ、さっきの話は本当です。
オレはあんたに憧れてるし、アンタを手に入れたいとも思っている。
いつでも歓迎してます」
そこで、俺の意識は落ちた
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ごま(プロフ) - かささん» ありがとうございます〜!受験頑張りましょうね、!! (2021年11月12日 16時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
かさ(プロフ) - 私も受験生です!頑張りましょっ!無理しないでごまさんのペースで!いつでも、待ってます!! (2021年11月9日 22時) (レス) @page40 id: ab0fd5eee8 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - ねおさん» 全然気づいておりませんでした、申し訳ないです汗 (2021年11月2日 20時) (レス) @page31 id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
ねお(プロフ) - コメント失礼します、春千代と表記されていますが春千夜です、既にお気づきでしたら申し訳ないです>< (2021年11月2日 13時) (レス) @page22 id: e841b12656 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - かく。さん» 予想当たってました?笑 ちゃんとハピエンで終わらせたいです泣 (2021年10月31日 13時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごま | 作成日時:2021年10月26日 0時