基本自由行動 参 【男主】

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周りのメンバーは「なんで？」と動揺している様子だった。





そして、稀咲自身も驚いていた








稀咲「何言ってんだよ、マイキー、？



冗談だろ？」








マイ「こんな場で冗談なんて言わねぇよ。




クビだ。」









半間「オイオイ、待てよマイキー




稀咲がクビになるなら当然俺も東卍を出る。


つまりよぉ、






元芭流覇羅が抜けて、東卍は100人に萎んじまうんだぜ？それでもいいのか？」









マイ「…構わねぇ。そもそも東卍はでかくなりすぎた。」









そういうマイキーに2人とも動揺する









稀咲「でかくなりすぎた？



何言ってんだよマイキー！？それが東卍の目的だろ！？」








マイ「＿＿なら、クリスマス決戦をけしかけたのも、


東卍をでかくするためか？




タケミっち達をけしかけ、大寿を殺させる為に柚葉にナイフを渡した。




三ツ谷と千冬から全部聞いた。







東卍をでかくする為、お前の汚ぇやり口に今まで目を瞑ってきた。




それももう終わりだ。」









マイキーの口ぶりから、最初から稀咲を疑っていたんだと悟る。






やっぱり、マイキーは喧嘩が強いだけじゃない。


頭も良いし、カリスマ性もある。





上に立つべき人間なのだ。









稀咲「違う！！



アンタは弱ってた、大寿は東卍を脅かす存在だ！！




オレはアンタのために動いたんだ！！









こんなカス共に耳を傾けるな、マイキー







不良の時代を作るんだろ！？」









焦る稀咲の様子から、いつも余裕な彼に余裕が無いと分かる。









稀咲「これから東卍はでかくなる



だれもがひれ伏す組織になるんだ！！



でかくなれば必ず闇は生まれる。





オレはその闇を全て引き受けてやる、









アンタを輝かせるために！！！！！









アンタには俺が必要なんだよ、マイキー








俺はあんたの落とした影だ。


お互いが必要なんだ







だから、考え直せマイキー！


綺麗事だけじゃ夢は叶わねぇんだよ！！」









マイ「………お別れだ、稀咲。



その決めつけが夢を狂わせる」












マイキーの発言に目を見開いて喜ぶ。









思わず近くにいたタケミっちに駆け寄る









『っやったな！！タケミっち！！』





タケ「っは、はい！！









……でも、こんなあっけなくていいんすかね…」

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