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千冬「急に呼び出してすいません」
場地「千冬ぅー、殴られ足んねーの？」
歩道橋の上で千冬とタケミっちに会う。
千冬が着ている東卍の特服が恋しくなる。
千冬「稀咲のシッポ掴めました？」
場地「あン？」
千冬「東卍の為にスパイやってんスよね？」
やっぱり千冬は場地がスパイということに気づいている。
場地「俺は芭流覇羅だ。
明日東卍を潰す。」
『…』
やはり場地は隠し通すらしい。
1歩も引かない場地に千冬は少し悲しそうな顔をした。
タケ「…場地君と2人で話してもいいか？」
『…んじゃ千冬、俺らはあっち行くか』
千冬「あっ、はい！」
〜
千冬「…あの、Aさん……」
『…んー？』
千冬「Aさんは…東卍にはもう戻らないんスか」
先程と変わらず、悲しそうな顔をして俺に話しかけてきた千冬
『…本心としては帰りたいよ。でも事情が事情でさ。
帰れそうだったら場地も…一虎も連れて3人で帰ってくる。』
千冬「…分かりました。待ってます。」
『おう。』
千冬とは去年か一昨年くらいに出会った。
実は俺は中学には通っていない。
通っていない、と言うか不登校だ。
授業は全く分からないし、俺の喧嘩の噂に怖がって同級生は話しかけてこない。
つまらないのだ。
正直自分はそこそこ頭が良い方だと思っていたが、全くそんなことは無かった。
そこで、場地の友達の千冬に勉強を教えてもらうことが増えたのだ。
場地「おい、帰んぞA」
『あ、話し終わった？』
場地「あぁ。」
千冬としばらく話していると、場地が戻ってきた。
どうやら話は終わったらしい。
タケ「あの！Aくん…！」
『ん？＿＿＿って、ちょっと場地…』
タケミっちに声をかけられ話を聞こうとするが、場地に腕を引っ張られる。
場地「帰んぞ」
『はぁ？んな急に…』
場地「…芭流覇羅の奴が下の方で歩いてる。
なかよしこよししてんの見られたらタダじゃすまねぇぞ」
『！』
下を見ると、オレらと同じ芭流覇羅の特服を着た奴らが3人ほど歩いていた。
『…すまん、タケミっち。』
タケ「っえぇ 、あの！」
タケミっちは俺らを引き留めようとするが、立ち止まる訳にもいかない。
ごめんな、今俺らは敵なんだ。
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ごま(プロフ) - アリアさん» ありがとうございます！笑 (2021年11月20日 23時) (
レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - あっ‼好きですこの小説‼ (2021年11月20日 8時) (レス) @page48 id: adb6528cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 塩むすびさん» ありがとうございます！！受験大変ですよね…泣 頑張りましょう！ (2021年10月16日 2時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
塩むすび - このお話大好きです!!!!私も受験生で、、はぁ…お互い頑張りましょう！無理のないよう更新頑張ってください! (2021年10月15日 23時) (レス) @page48 id: 6844c97410 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます！そう言っていただけるとほんとに嬉しいです…！ (2021年9月26日 9時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま | 作成日時：2021年9月25日 16時
