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「よークソガキども。帰りはえーよ」
ドラ「うっせぇ。」
『ただいま。』
マイキーを送り届け、俺らが着いたのは風俗店
我が家だ。
俺と堅はお互い両親が居なかった。
堅の親は風俗嬢で、この店に堅を置いていったらしい。
俺の親父は逆に客の方で来ていたらしい。
母親とは離婚し、自分が風俗にハマってしまい。
当然金がなくなって俺を育てる金なんてなかった。
親父は俺をこの店の入口に置いて逃げてった。
小さい頃から俺ら2人はこの店のヤラシイ雰囲気に包まれて育ってきた。
血こそ繋がっていないものの、俺と堅はもう兄弟みたいなものだ。
この店にまともな部屋なんてない。
プレイルームの1部屋を貰って、そこに2人で過ごしている。
ベットは当然ひとつしかないし、隣からはわざとらしい声が沢山聞こえてくる。
親同然の奴らのそんな声は聞きたくないが、小さい頃から聞いていたので慣れてしまった。
『…………ねむ』
ドラ「今日何か疲れるようなことしたのか？」
『いや、これといって特には』
ドラ「だろうな。」
ひとつのベットに寝っ転がる俺と、腰掛ける堅。
これだけで充分狭い。
ドラ「……まぁいいや。お前が寝んなら俺も寝る。」
『んー……。その前に風呂行こ。』
ドラ「おう」
眠い目を擦りながら2人で風呂場へ向かう。
「お前らまだ2人で入ってんのぉ？お子ちゃまだね〜」
野次を飛ばしてきたカウンターの奴らにイラッとし
『2人合わせて10分で入れとか言ってんのお前らだろーが』
と言うと「まあね〜」とにやけながら答えてきた。
『ちっ……さっさと行くぞ堅』
ドラ「はいはい、わーったよ笑」
〜
風呂からあがり、再度ベットにダイブする。
ドラ「ちょっ、オマエ髪濡れたまま寝んな！ベット濡れるだろーが！！」
『……さっきからイライラする、』
完全な八つ当たり。
ベットの上でモゾモゾしてイライラをアピールする
ドラ「はぁああ………
わーったよ…髪の毛俺が乾かしてやるから床座れ」
『ありがとうママ』
ドラ「ああ゛っ！？！？」
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ごま(プロフ) - アリアさん» ありがとうございます！笑 (2021年11月20日 23時) (
レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
アリア - あっ‼好きですこの小説‼ (2021年11月20日 8時) (レス) @page48 id: adb6528cc7 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 塩むすびさん» ありがとうございます！！受験大変ですよね…泣 頑張りましょう！ (2021年10月16日 2時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
塩むすび - このお話大好きです!!!!私も受験生で、、はぁ…お互い頑張りましょう！無理のないよう更新頑張ってください! (2021年10月15日 23時) (レス) @page48 id: 6844c97410 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - 夜空さん» ありがとうございます！そう言っていただけるとほんとに嬉しいです…！ (2021年9月26日 9時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま | 作成日時：2021年9月25日 16時
