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一虎「あー、A〜?
ここからはオレから離れないでね。危ないから」
『は……?』
ドアを開ける前に、一虎にそう言われた。
……中にそんな危険なものがあるのだろうか?
とりあえず、言われるがままに一虎の近くへ行く。
それを見て、一虎はドアを開けた。
『っえ、』
一虎「ここが芭流覇羅。」
『……もし、かして
芭流覇羅って……不良の、』
一虎「そー。でもオレと居たら大丈夫だから。」
驚いた。
入った瞬間、目に入ったのは同じ上着を着た大勢の男子。
ほとんどの人がタバコを加えていたが…到底、成人には見えない
一斉にこちらをジロっと見てきて、鳥肌がたつ。
『っやっぱ俺…っ帰る……!!』
一虎「あー、ちょちょ……ダメだって。
会って欲しい人が居るんだ」
『っだとしても……!!!
オレは不良なんかと会う気は無いっ…!!!』
帰ろうとする俺の腕を掴み、離さない一虎。
一虎「……今帰ったら怪しまれて
殺されちゃうよ?」
『っ殺されるって……そんなワケ、』
一虎「いやいや、コイツらは平気でやると思うよ〜?
今は大人しくついてくんのが1番!!
ねっ、タケミチ?」
タケ「へっ?あ、はい…?」
戸惑ったように頷いた花垣。
『……っ、
ホントに……なんもされないんだろうな』
一虎「大丈夫っつってんじゃん?心配性だなぁ
ホラ、手でも繋ぐ?」
『………遠慮する』
一虎は「ザンネン」と言って苦笑いした。
そのまま少し歩くと、ゴッ、ゴッ、という鈍い音が聞こえた。
『……………っ……!?』
音の方を見ると、東卍の服を着た2人が殴り合いをしていた。
……いや、殴り合いではなく、ほぼ一方的に殴られている。
込み上げてきた吐き気を抑えるように、咄嗟に口を手でおさえた。
タケ「こ、これは……?
って、Aくん……?
どうしました?」
一虎「?
………あァ、そういえばお前ダメなんだっけ?
_______血、見んの。」
そう、オレが医者になりたくない一番の理由。
____血が、苦手なのだ。
自分の血を見るならまだしも、他人の血は吐き気がする。
昔は、両親に克服するように言われたが……
何度試してもコレだけは克服できず、今も苦手なままだ
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kalu(プロフ) - 好きです...また気が向いた時にでも更新してくださると泣いて喜びます......。 (1月23日 14時) (レス) @page31 id: db602d187f (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - お兄ちゃん 子供とか出来たらめちゃくちゃ甘やかしそうな父親になりそう (2022年4月27日 13時) (レス) @page23 id: 19b009e4f4 (このIDを非表示/違反報告)
みなま(プロフ) - めちゃくちゃ見たいです🥺🥺 (2022年4月8日 7時) (レス) id: bafb5460c7 (このIDを非表示/違反報告)
おこうちゃ(プロフ) - 主様の2434需要しかないです!!!!!!!いつも愛読させていただいてます〜!! (2022年4月7日 23時) (レス) @page31 id: ae627f04f1 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - あ。さん» ありがとうございます〜!個人的にももっと依存させたいです🤤🤤 (2022年1月18日 14時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ごま | 作成日時:2022年1月11日 0時