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一虎「Aさぁ、放課後ひま？」
『え？』
昼休み
朝言っていたとおり、一虎はまた俺のクラスに来ている。
『ひま……だけど……
お前、放課後2年のとこ行くんじゃないの？』
一虎「うん、それも着いてきて欲しくて」
『……それ”も”……ってなに』
一虎「大した事じゃないから。ね？ついてきてよ」
一虎の様子を見る限り、ロクな事ではなさそう。
……ただ、逆にそんな場所に一虎1人で行かせられるわけが無い。
『……わかった、ついてくよ』
一虎「！！
よかった。じゃあ放課後迎えに行くからここで待ってて」
『ん』
〜
『で、その子何組なの？』
一虎「知らなーい」
『おい……』
放課後、一虎に連れられ2年フロアへ向かう。
ネンショーから出てきた一虎は「かっこいい」と噂されていて、女子たちが何人かこちらを見て頬を染めていた。
『………なんか、きまずい』
一虎「ん？なんで」
『お前モテるから……隣歩くと悲しくなる。』
一虎「なんだそれ、嬉しいけど」
困り笑顔を浮かべる一虎はやっぱり絵になる。
元から目はパッチリだったし、全体的に整ってたし。
モテても仕方ないと思う。
一虎「まーぁ、Aも大概じゃね？
アタマいいし、顔整ってるし？
オレ1年の頃、お前宛てのラブレターとかめっちゃ預かってたよ」
『…………は？何それ初耳なんだけど』
一虎「だってぜーんぶ捨ててたもん。オレが」
『っは、なんで……！？』
そんな、まるで俺が返事もしないクソ野郎みたいじゃないか、
2年前の事だが、少し焦る。
一虎「だって、そもそも直接渡さない時点でおかしくね？」
『っそ、そうだけど……』
一虎「しかもお前、受け取ってても結局オーケーしねぇだろ」
『………そう、だけど……』
全てを見透かされたようで、すこし気分が下がる。
……だとしても流石に破るはないだろ。
一虎「まーまー、怒んなって
あっ、ねぇねぇ
2年の花垣って何組？」
たまたますれ違った女の子二人に話しかける一虎。
ふたりは戸惑ったように「3組です」と答えた。
一虎「ふーん……ありがとう」
『…ありがとう』
「っあ、い、いえ」
「……ウチの学校にあんなイケメンいた？」
「上履きの色、3年生だよね？」
「しかもあの人、生徒会長の人だよ」
「間近で見ると意外にかっこいいかも……」
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kalu(プロフ) - 好きです...また気が向いた時にでも更新してくださると泣いて喜びます......。 (1月23日 14時) (
レス) @page31 id: db602d187f (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - お兄ちゃん 子供とか出来たらめちゃくちゃ甘やかしそうな父親になりそう (2022年4月27日 13時) (レス) @page23 id: 19b009e4f4 (このIDを非表示/違反報告)
みなま(プロフ) - めちゃくちゃ見たいです🥺🥺 (2022年4月8日 7時) (レス) id: bafb5460c7 (このIDを非表示/違反報告)
おこうちゃ(プロフ) - 主様の2434需要しかないです！！！！！！！いつも愛読させていただいてます〜！！ (2022年4月7日 23時) (レス) @page31 id: ae627f04f1 (このIDを非表示/違反報告)
ごま(プロフ) - あ。さん» ありがとうございます〜！個人的にももっと依存させたいです🤤🤤 (2022年1月18日 14時) (レス) id: 6f8876dbb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごま | 作成日時：2022年1月11日 0時
