食われる18 ページ25
『硝子!五条くん見てない?』
硝「さっき外にいたけど?」
『ありがとう!』
硝「ちょっとA!…………行っちゃった。怪我の確認しようと思ったんだが、大丈夫そうだな」
まったく……何かに夢中になると人の話を聞かなくなるのはAの悪い癖だな
まぁ今回は許してあげるよ
頑張れA
伊「如月さん、五条さんの所に行かれたんですね」
硝「あぁ。任務後なのによく走れるな」
伊「本当に。任務も早く終わらせてましたし」
硝「ははっ。さて明日は赤飯でも作ってやるか」
.
『五条くん!!』
悟「っ!?ビックリした〜」
『ごめん……』
悟『あぁ大丈夫だから!それで?僕に何か用でもあったの?』
走ったからド○○キしてるのか、それとも告白の事でド○○キしてるのか………どっちだろう
それくらい今の私は緊張してる
『……あのね、告白の返事しようと思って。本当はもっと早く言うつもりだったの。でも私、全然言い出せなくてこんなに待たせちゃった』
悟「………」
『…………ずっと私を好きでいてくれて、ありがとう。私も五条くんが好きです!まぁ好きってアピールの仕方はちょっと過激だったけど、嘘でも遊びでもないんだって気持ちは伝わってきたし。だから、っ!?』
私の告白は最後まで言えなかった。と言うより遮られたのかな?気づいたら五条くんに抱き締められていたから
悟「……これ夢じゃないよね?」
『うん…』
悟「ドッキリじゃないよね?」
『信用できない?全部本当なんだけど?』
悟「………今までで一番幸せなんだけど。A、好きになってくれてありがとう」
私も凄く幸せだよ………
こんなに心が満たされたのは初めて
五条くんの腕の中が心地良い
悟「ねぇA、名前で呼んで?」
『え……いきなりハードル高くない?』
悟「高くない!僕はずっと名前で呼んでほしかったの!!」
『えぇ……ずっと五条くんって呼んでたから、ちょっと恥ずかしいと言うか…………』
思えば五条くんを名前で呼んだこと無いな
いや名前は知ってるよ?でもね…
悟「あっ!ちなみに呼び捨てね?これ絶対!」
『またハードル高くなった!』
悟「なんで!?………なら、名前呼べるまで家に帰さないよ」
『いや絶対無理だから///』
悟「はい決定!てな訳でA、僕の家行こうか」
どうやら私に拒否権は無いようです!
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まっさー(プロフ) - 「この地獄を貴方と一緒に歩いて行く」って言葉胸に刺さった!! (2021年7月9日 20時) (レス) id: be5e904a6e (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 完結おめでとうございます。でも寂しいです (2021年2月1日 14時) (レス) id: 18c17e118b (このIDを非表示/違反報告)
あいす - 五条先生にこんなことされたい人生だったw楽しく見させてもらってます!更新頑張ってください! (2021年1月9日 7時) (レス) id: 1675d5b313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怠惰の兎 | 作成日時:2021年1月6日 15時