夜の散歩 虎杖ルート ページ43
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『悠仁君、今から少しだけ散歩に行かない?二人には許可もらったし』
悠「おう!いいぞ」
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悠「こんな時間に散歩とか珍しいな。何かあったのか?」
『ちょっと二人で悠仁君と話したいことあってさ』
悠「話したいこと?」
『うん。………あのね、来週両親が帰ってくるの。だから私家に戻るからその前にどうしても聞きたいことがあってさ』
悠「?」
本当はもっと早く聞くべきだったんだけどタイミングとかが合わなくて聞けなかった
『悠仁君はどうして私を番にしたいのかなって。特別な血だから?』
悠「………特別な血は関係無い。俺さ、高校入学して初日にAに一目惚れしたんだよ」
『え!?』
悠「初めて話しかけたときのAの笑った顔が可愛くてさ"これが一目惚れか"って一人でキュンキュンしてた。まさかその相手が特別な血の持ち主だとは思わなかったけどな」
『そうだったんだ』
初めて悠仁君の本当の気持ちを聞いた
まさか一目惚れだとは思わなかったけどね
悠「………Aが俺の事どう思ってるかは知らないけど、これだけは伝えておくな。俺はAが好きだ。入学した時からずっと変わらず。好きだから番にしたい」
『…………あのね、もう少しだけ待ってもらえないかな?番になる事を中途半端な覚悟で決めたくないの。私なりに考えて答えを出すから、その時に返事をさせて』
悠「おう!待ってる。できれば良い返事だって期待してるな」
『ふふっ。さぁ〜どうでしょうね』
悠「Aのそういうとこ五条先生そっくりだよな」
『え!?悟と一緒にされるのは嫌かも』
なるべく早く答えを出すから待っててね
お父さんとお母さんにも今までの事話して相談に乗ってもらおう
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作者名:怠惰の兎 | 作成日時:2021年3月22日 2時