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〜当日〜




『うわぁ………テレビで見たことある場所だ』





悟「僕も来たのは初めてだけど凄いね」





『これなら凄腕のパティシエが居るのも頷ける』





悟「そうだね………」





『どうしたの?』






悟「今日も可愛いなって思って」





最近気づいたけど悟に可愛いって言われると困るけど嬉しいんだよね
正直、幼馴染みとして見るのも難しくなってきた





『………ありがとう///』






悟「さて、話はここまでにして移動しよう」
















『いろんな種類のお菓子があるんだね』






悟「うん。全種類食べれるかな?」






『一人じゃ無理だね。二人でシェアする?そしたら全種類食べれるかも』






悟「いいね!じゃあ僕は右端から取っていくね」






『了解。私は左端からだね』





どれも可愛くて綺麗で美味しそうなお菓子がテーブルに隙間無く並べられてる
ケーキだけでも30種類くらいあるかな





悟「これ本当にこの世の食べ物?美味しすぎて気絶しそう」






『気絶したら他の食べれないよ。まだ食べてないのあるんだから』






悟「気絶してる場合じゃないね!あっA、これ美味しいよ」






『どれどれ。ん……………んん!?まって本当に美味しい』






悟「でしょ!ん?A、口の端にクリームついてるよ」





『えっ!右?左?』





全然気づかなかった
そんなに夢中になって食べてたんだ………
うわぁ子供みたいで恥ずかしいじゃん





悟「僕が取ってあげる………は〜い取れましたよ〜」






『うぅ………子供扱いしないでよ』







悟「なら大人扱いしてあげようか?人前で良いならね」






『………こっちのお菓子あげないよ。それでも良いならどうぞ』






悟「えぇ!?謝るからシェアしてくださいA様!!お願いします」















『美味しかった〜』






悟「それは良かった」






『ありがとね悟』






悟「急にどうしたの?」






『美味しいものも食べれたし悟といっぱい話せて凄く楽しかったから。だからありがとう』





話の内容は主にお菓子の事だけど楽しかったのは事実だし





悟「僕も楽しかったよ。…………実はねAと行きたい所まだいっぱいあるんだ。また誘ったら一緒に行ってくれる?」






『ふふっ私で良ければ喜んでお供しますよ』






悟「言質とったからね?やっぱ無理は無しだよ?」





『言わないよ!』





私もまた一緒にお出掛けしたいもん

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作者名:怠惰の兎 | 作成日時:2021年3月22日 2時

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