吸血鬼な彼等との生活は………【呪術廻戦】 (ページ33)

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有言実行ページ33

『…………悟』

悟「なに？」

『手を繋いでたらご飯作れない……』

悟「………僕もAと恋人繋ぎしたいもん｡だから離さないよ」

『離してくれないとまな板の上にある食材が切れないです』

買い物から帰って来て(悠仁君と恵君に手を繋がれたまま)すぐに夕飯の準備をしようと思ったんだけど"帰ったらAを独り占めする"と言っていた悟は有言実行と言いながら私の左手に恋人繋ぎをしてきた

悟「大丈夫｡Aは右手空いてるし僕は左手が空いてるから､僕が押さえてAが切ればいけるでしょ！！」

※良い子は真似しちゃ駄目だよ！

『そんな器用な事出来ないから！』

悟「………二人だけずるい｡僕も恋人繋ぎしたい」

『………わかった｡ご飯食べ終わったら悟が満足するまで繋いで良いから今は離して』

悟「わかった♪」

さっきまで離さないとか言ってたのに切り替え早いな………
まぁ離してくれたから良いけど｡これで嫌だって言われたら危ないけど悟が言ってたやり方で切ることになってた

．

悠「なぁ伏黒､俺らってAと手を繋いだだけだよな？」

恵「あぁ………」

悠「だよな｡じゃあ五条先生のあれは俺達に仕返ししてるのか？」

恵「だろうな｡あの人子供っぽいとこあるから」

悠「………さすがにバックハグからの恋人繋ぎは反則だろ｡俺もAにやろうかな」

恵「今日はやめろよ？Aのキャパが限界で倒れる」

そこで離してるお二人さん､全部聞こえてますからね
ついでに私のキャパはすでにオーバーしてます
え､理由？そりゃ今日一日で顔面偏差値高い異性三人から恋人繋ぎされたらキャパオーバーするでしょ

『……満足した？』

悟「ん～もう少しこのまま」

恵「………俺らより長いですけど」

悟「先に喧嘩売ったのはそこの二人じゃん｡だから仕返し」

悠「いや売った覚えねぇんだけど………」

この三人の会話を聞いてるといつも思うんだけど兄弟みたいだよね
なんか面白いなぁ

悟「ふぅ………うん！満足した｡最後に血を少し」

『え！？あの…………私もう』

悠「五条先生､調子乗りすぎ！」

恵「これ以上はAがもちません｡今日は我慢してください」

悟「あ…………はい」