吸血鬼な彼等との生活は………【呪術廻戦】 (ページ27)

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前より甘く虎杖ルートページ27

～文化祭当日～

うちのクラスは午前中から大忙し
思ってたよりも人が多く来たので休む間もなくお昼になってしまった
私は午後からフリーなので何かトラブルがあって呼び出しが無い限りは校内を自由に見ていいそう

『………人酔いするから午後も店番で良いのに｡しかもメイド服のままだし』

悠「おっ！Aも午後から自由行動なの？」

『そうだよ｡あれ？悠仁君いつの間に制服に着替えたの？』

悠「さすがに男子がメイド服で校内歩くのはな………だから制服に着替えてきた｡あのさ一緒に見て歩かないか？あぁもちろん校内じゃなくて外な｡狭い空間だと人酔いしやすいんだろ？」

『悠仁君が良いなら一緒に見たい！』

という訳で悠仁君と一緒に他のクラスの出し物を見てまわる事に
外も人は多いけど校内よりは動きやすい
しかも悠仁君は人が密集している所を避けてくれてるので人酔いの心配もない

悠「けっこう見れたな｡A､そこの陰で少し休憩しよう！！」

『うん』

悠「いや～歩いた歩いた｡ここ人が滅多に来ないからゆっくり休めるんだよな」

『…………ねぇ､悠仁君疲れてない？顔色良くないよ』

悠「………バレた？実はさ午前中動きすぎたのが今になってきてるんだよ」

確かに午前中の忙しい時に悠仁君は人一倍動いてた
私も見ていて倒れないか心配だったし

『保健室で休む？』

悠「いや…………Aの血を飲めばすぐ回復できる」

『…………血をあげるのは良いけど､今日は人が多いから見られる可能性高いんじゃない？』

悠「ここなら大丈夫！少しだけ貰うな」

疲れすぎて余裕が無かったのか悠仁君は私の返事を待たず鎖骨に牙を立てた
血を吸われる気持ちよさで声が我慢できないから誰か来たらバレちゃう

『ぅ､んん………はぁ////っ……』

悠「んん………っ……何かまた甘くなった？匂いも濃くなったし」

『………ぇ…でも番の準備って終わったはずじゃないの？』

悠「俺もそう思ったんだけど………んっ…………やっぱ甘くなってるな」

何でまた甘くなったんだろう
番の準備が終わったらそれ以上甘くなる事は無いと思ってたんだけど

悠「体変じゃない？」

『うん…………特には』

悠「まぁ甘い方が俺も良いし､Aが何ともないなら大丈夫だろ」

『だと良いけど』

悠仁君は前向きだなぁ
だから私も不安にならずに済んでるんだよね