吸血鬼な彼等との生活は………【呪術廻戦】 (ページ23)

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護衛五条ルートページ23

『………悟にお願いしようかな』

悟「良いよ！Aの全てを僕に任せて」

悠「言い方がなぁ…………まぁ俺は良いと思うけど」

恵「あの時も五条先生が助けてるし､それにこの中で一番強いのも事実だし俺も五条先生で良いと思う」

二人には申し訳ないけど､あの時助けてくれた事が私の中では一番大きな判断材料になった
怖くて､痛くて動けない私を守るように抱き締めてくれて凄く安心できたから

恵「俺達は部屋に戻りますね｡五条先生､くれぐれも伝え忘れの無いように今後の事ちゃんと話し合ってくださいね？」

悟「恵は僕のお母さんかな？」

．

『悟は護衛の事嫌じゃないの？』

悟「嫌なわけないでしょ？しかもAからのご指名だし僕嬉しいよ」

『…………選んでから言うのもなんだけど､悟は教師だし大変じゃない？』

悟「言ったでしょ？立場がどうとか言ってらんないって｡僕は立場よりもAを守りたいんだよ」

『ありがとう』

悟は優しいな
自分の立場より私を守る事を考えてくれてる
前の私だったら"やっぱりお兄ちゃんみたいだ"って言うのかもしれないけど､最近はお兄ちゃんって思えなくなった
なんでかな？

悟「今後の事だけど､実はねAが僕の家に居ること学校の先生全員に話したんだ｡あぁもちろん理由も話したよ｡両親が出張中で頼まれたから僕が面倒見てるって」

『………よく問題にならなかったね』

悟「全員納得してくれたよ｡だから登下校は一緒でも問題なし！ただし生徒に見られないように朝は早く出るし､帰りは少し遅くなるけどね」

『それは大丈夫だよ｡出掛ける時は他の二人に頼むよ｡悟も忙しいだろうし』

悟「駄目！！絶対駄目！！出掛ける時も僕が一緒に行くから｡大丈夫､ちゃんとバレないようにするから安心して」

あなた自分の姿を鏡で見たことないの？
高身長で白髪でイケメンで目立つからね？
私は小さい頃から見てるから何とも思わないけど
あぁ………でもここで食い下がらないのが悟だもんね
私が悟を信じて諦めるしかないか

『…………わかった｡本当にバレないようにしてね？悟の今後の為にも』

悟「わかってる！これから僕の護衛対象としてよろしくA」