護衛 伏黒ルート ページ22
『………恵君にお願いしようかな』
恵「ん……わかった」
悟「恵､反応薄いよ！まぁ僕は恵なら適任だと思うけど」
悠「俺も良いと思う！！前も伏黒が助けてるし､俺達三人の中で一番しっかりしてるしな」
二人には申し訳ないけど､あの時助けてくれた事が私の中では一番大きな判断材料になった
怖くて､痛くて動けない私を守るように抱き締めてくれて凄く安心できたから
悠「んじゃ俺らは部屋に戻るからな｡伏黒､ちゃんと今後の事話し合えよ？」
恵「言われなくてもわかってるよ」
．
『ねぇ恵君………護衛の事嫌だった？』
恵「嫌じゃねぇよ｡むしろ俺で良かったのか？虎杖とか五条先生の方が良いと思うけど」
『私は恵君が良いなって思ったからお願いしたの』
恵「そうか////」
『顔赤いよ？』
恵「うるさい………あんま見るな///それより､今後の事決めないとまずいだろ｡登下校は今まで通り一緒にで良いよな？」
意外だ…………恵君って照れ屋だったんだね
普段あんまり笑ったりしないからいきなりの照れ顔はレアなのでは？
『うん｡でもどっちかが用事とかで遅い時どうする？』
恵「教室で待ってるで良いだろ｡あとは休みの日か…………出掛ける時は声かけてくれたら一緒に行く｡なるべく邪魔にならないように離れてるから」
『…………駄目｡それじゃ恵君楽しくないでしょ？邪魔じゃないから一緒に居てよ｡でも恵君が嫌なら無理強いはしない』
恵「お前が良いなら一緒に居る｡ただ､見られて勘違いされても知らねぇぞ｡…………俺は別にいいけど」
最後の方に何か言ってたけど聞こえなかった
まぁ私そんなに出掛けたりしないし見られる可能性低いけどね
あれ？思えば恵君と出掛けるの初めてじゃない？
『見られたら何とか誤魔化すよ｡だから大丈夫！えっと､これからよろしくね恵君』
恵「………よろしく」
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作者名：怠惰の兎 | 作成日時：2021年3月22日 2時
