吸血鬼な彼等との生活は………【呪術廻戦】 (ページ11)

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力の差ページ11

悟の家に来て今日で一週間
意外と早くこの生活に慣れたと思う
吸血鬼と同じ家に居るって事が当たり前だって思いはじめてる自分が怖いくらいだ

『今日は休みだし予定も無いから部屋でゆっくりしてようかな｡どうせなら紅茶作って持ってこよう』

恵「……………」

リビングに行くと恵君が読書をしていた
他の二人は居ない
そういえば昨日､悠仁君は友達と出掛けるって言ってたし悟は学校で仕事があるからって言ってたね
邪魔しちゃ悪いから紅茶淹れたら部屋に戻ろう

恵「A」

『はいっ！？』

恵「そんなに驚くか？」

『驚くよ！さっきまで真剣に読書してた人が真後ろに居るなんて思わないもん！！』

恵「悪い………」

冗談抜きで心臓に悪いからやめてね………
私そのまま召されるよ

『それで？何か用でもあった？』

恵「…………少しだけ血が欲しい」

『……えっ…と』

恵「虎杖には飲ませたんだろ？」

『飲ませたわけじゃなくて………その……』

あの時は急すぎて抵抗もできなかったし
私だって学校で噛まれるなんて思ってなかった

恵「あいつが我慢しないなら俺も我慢する必要無いよな」

『待って恵君………』

恵「逃げんな｡これ以上は俺も無理だ」

『っ………んぅ…ぁ……』

抱き締められながら首筋を噛まれ抵抗しても逃げれない
悠仁君の時も思ったけど､この人達は吸血鬼である前に男の人だ
女の私では力で勝てるはずない

恵「ぅん…………っ」

『ぅ……ん………めぐみ､くんっ……』

恵「ん……………あまっ」

『ぅ///』

皆して私の血を甘い甘いって言わないでほしい
何かわかんないけど恥ずかしいから
あと噛まれた首筋がちょっと疼いてる気がする………

恵「ありがとなA｡お前の血飲んだら疲れとれた」

『…………勝手に飲んだくせに///まぁ良かったね』

恵「今度お礼でもする」

『…………ハー○ン○ッツ5個』

恵「了解」

これだけで許しちゃう私は心が広いと思うよ
本当は10個って言ってやりたかったけど､それはさすがに可哀想だし
恵君なら本気で買ってきそうだけど