最高でした ページ38
あ『黒尾くん誕生日今日だよね？おめでとう！』
黒尾「おー、ありがとな」
あ『言うの遅くなってごめん！なんかあげたいけど……なに欲しい？』
黒尾「んー？
……会いたい」
そう言った時、
あ『うん、だから……
会いに来たよ」
ぎゅ、と後ろから温もり
あ「黒尾くん」
黒尾「A………？」
見間違えはずもない、
俺のAが
黒尾「え、なんで、えっ？」
ニコリと笑ったAは俺の隣に座った
あ「来ちゃった」
黒尾「あ、え、」
ニコニコとしているA
あ「学校帰り、急いで新幹線乗って、その後電車乗ってきたんだけど……やっぱりこの時間に着いちゃった」
部活終わりでよかった、と笑うA
あ「ねぇ黒尾くん」
黒尾「……あ、ハイ」
あ「……ずっと、会いたかった」
ニコニコとしていた顔がゆがんで、
泣き出したA
人目なんて気にしないで、
そんなAを抱きしめた
黒尾「……俺も会いたかった」
あ「うんっ………寂しかった…！」
黒尾「……俺も」
制服を握りしめるAの頭を撫でる
しばらくして泣き止んだAを離した
あ「……はぁ……ごめんね、泣いちゃって」
黒尾「いいって」
頭を優しく撫でれば、
嬉しそうに微笑むA
あ「なんか、黒尾くんの制服って新鮮」
黒尾「Aも制服イイな」
少し笑いあって、沈黙
黒尾「……今日、帰るの？」
あ「……うん」
帰るの、か……
黒尾「……行くなよ」
あ「えっ……」
黒尾「俺の家、来ていいからさ」
自分勝手だってわかってるけど、
まだAと居たい
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｒｕ:ｃ - 私の憧れ兼大好きな作者様が揃ってて、発狂しかけました← 一日遅れたけど、黒尾さん誕生日おめでとう。 皆さんこれからもがんばってください!!!! (2016年11月18日 22時) (
レス) id: 202298c49d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
