愛を考えてみて、それから伝える【黒尾生誕祭】 (ページ37)

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最高でしたページ37

早いもので

誕生日当日

黒尾「まさかみんなくれると思わなかった」

夜久「モテ尾だな」

海「にしても凄い荷物だな」

1年からは大量のお菓子を、

2年からはタオルやらサポーターやらのスポーツ用品、

黒尾「まさか夜久と海がこんな可愛いものをね……」

ブランと黒猫のキーホルダーを二つ目の前にぶら下げる

夜久「いや、黒尾に似てたからつい」

海「この目にかかった毛の部分とかな」

ドヤ顔で言う夜久と、ニコニコと笑う海

研磨「目が死んでるところが似てる」

黒尾「え？」

俺って目死んでる？

夜久「そーいや、最近彼女とはどうなの？」

黒尾「ん？いい感じ」

電話あんまりできてないけど、

メールは来るし。

…

夜久と海と別れて、研磨と駅まで来た時

研磨「クロ、携帯鳴ってる」

黒尾「え、マジで？」

研磨は耳がいいから聞こえたようだ

携帯を開くと、

「A」

黒尾「A……？」

ボタンを押して、携帯を耳に当てた

黒尾「もしもし？」

あ『あ、黒尾くん？今どこ？』

黒尾「駅だけど……」

あ『そっか、ごめんね、今電話しちゃって』

黒尾「いや、大丈夫」

研磨に「先帰っていいぞ」と目で送り、

頷いた研磨を見て椅子に座った

にしても荷物多いわ……