今日:23 hit、昨日:1 hit、合計:70,580 hit
小｜中｜大
澄んだ青に輝く宝石を。 ページ4
.
「…8年前もこうして眺めてたよな。」
「そうだったね。」
8年前も今のように二人して砂浜に腰掛けて海に散りばめられた宝石をずっとずっと眺めていた。
その時はこれからどうなるんだろう、この人とやって行けるんだろうか、別れたりしないか、っていろいろ考えてたけれどもう8年も一緒にいるなんて。
「あ〜晴れてくんないかなぁ」
「てるてる坊主〜」
「鉄朗作ってきてよ」
「面倒くせぇ。俺の誕プレとして、よろしく。」
「今年の誕プレはここへ来ることですぅ〜」
相変わらず昔と変わらない幼稚な会話。でもこんなやり取りが楽しくて雨の中笑いが絶えなくて。
雲がなんだ、雨がなんだってんだ。私達にはあの散りばめられた宝石が、澄んだ青が見える気がする。
「…なあ、A。」
ーーいや、気がするんじゃなくて見えるんだよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 108人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｒｕ:ｃ - 私の憧れ兼大好きな作者様が揃ってて、発狂しかけました← 一日遅れたけど、黒尾さん誕生日おめでとう。 皆さんこれからもがんばってください!!!! (2016年11月18日 22時) (
レス) id: 202298c49d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
