１２話 Yuto.N ページ15
先生が出て行った後、そっと自分のおでこに手を当てる。
浮所「那須〜余韻に浸らず勉強再開するよ。」
龍我「浮所、無理だよ。あれはなんも聞いてない。魂どっかに飛んでるから。」
いや、聞こえてる。
全然聞こえてる。
でも何も言い返さない。
いや、
何も言い返せないのはそれが真実だからで。
今まで同じ教室に居てもあんな近距離で話したことも無かったし、顔を見たことも無かった。
椅子に座って膝を丸めて顔を埋める。
那須「可愛かったー…。」
浮所「悶えてるし。勉強どころじゃないじゃん。」
那須「あんな間近で顔見た事なかったし、
おでこに手当たったし！」
龍我「わかった、わかったから！
那須が今一番声でかいよ！」
龍我に言われて、思わず口を塞ぐ。
落ち着いてから、シャーペンを手に取って課題帳と向き合う。
那須「だめだ…。」
浮所「どしたの？」
那須「全然頭に入ってこない。」
さっきから何度も先生が自分のおでこに手を当てた情景が頭を過ぎって、集中出来なくなった。
龍我「もう辞める？
集中できないのにしても意味無いでしょ？」
那須「俺はもう辞める。
２人はどうする？残る？」
龍我「俺帰るー！もう疲れちゃった！」
浮所「俺も帰ろうかな！とりあえずわかんないとこ無くなったし！」
じゃあ帰ろ！と龍我が言うとそれぞれ使ってた課題帳とシャーペンを鞄にしまう。
とりあえず今心配なのは、明日から先生の顔をちゃんと見れるかってところ。
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つばさ(プロフ) - 更新ありがとうございます！続きめっちゃ気になります！！更新頑張って下さい！お願い致します(*^^*) (2019年10月24日 13時) (
レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - こちらこそよろしくお願い致します(*^^*) (2019年9月9日 14時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします。 (2019年9月9日 8時) (レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 初めまして！すごく面白そうで、楽しく拝見させて頂いております。那須くんファンなので、続きが楽しみです！更新頑張って下さい！ (2019年9月9日 3時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2019年9月7日 10時) (レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルナ | 作成日時：2019年9月5日 22時
