11話 Yuto.N ページ14
龍我「うわ、浮所悪いなあ。笑」
瞬間的に、浮所にハメられたと気づいた。
浮所「ニヤニヤしてる俺を不自然に思わなかった那須が悪いよ。」
A「ん?もしかして私の教え方が悪い?」
少ししょぼんとする黒澤先生に
那須「いや、!先生の教え方はめちゃくちゃわかりやすいです!!
こいつが馬鹿なだけで!!先生は悪くないです!」
浮所「いや、そこまで言う!?」
那須「だから!先生は自分の仕事してください!!」
思わず立ち上がって力説した俺に浮所が少しショックそうに言う。
黒澤先生は少しニコニコしてる。
A「数学優秀者からのお褒めの言葉は嬉しいなー!
でも、わからないとこあるって言う生徒ほっぽり出して仕事なんか出来ないからね。
浮所くんどこがわかんないの?」
浮所「あ、ここ!
ここの公式がよくわかんなくて…」
A「あ、そこね!そこは…」
浮所のとなりに座って先生はシャーペンで一つ一つ書きながら説明する。
はっきり言って、
めっっちゃ羨ましい。
A「だから最終的にこの公式が出来上がるの。わかったかな??」
頭を少し傾げて黒澤先生は浮所に問いかける。
浮所「そういうことね!やっとわかった!
澤ちゃん先生凄いね!」
A「私も学生時代はよくわかんなかったけどね。笑
大学の時の先輩に数学出来る人がいて、その人からこの解法教えてもらったの。
だから、私の授業だけで理解出来た那須くんは凄いよ。」
やばい。嬉しい。
顔が燃えてんじゃないかってくらい熱くなっていくのが自分でもわかる。
恥ずかしくて思わず目を瞑って下を向く。
龍我「だって〜!那須〜!
嬉しい?嬉しい?」
浮所「うわ、那須顔真っ赤じゃん。」
A「え、大丈夫??
熱でもあるの?」
黒澤先生がそういったあと、俺のおでこに冷たい感触。
目を開けると俺のおでこに黒澤先生の手が…。
A「熱は無さそうだね!
無理しちゃだめだよ!受験生なんだから!」
那須「は、はい…。」
A「ん!じゃあ私は職員室戻るね!
勉強頑張って!」
浮所「澤ちゃん先生ばいば〜い」
龍我「ばいば〜い!」
浮所と龍我に小さく「ばいば〜い」と行ったあと、黒澤先生は帰って行った。
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つばさ(プロフ) - 更新ありがとうございます!続きめっちゃ気になります!!更新頑張って下さい!お願い致します(*^^*) (2019年10月24日 13時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - こちらこそよろしくお願い致します(*^^*) (2019年9月9日 14時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - つばささん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします。 (2019年9月9日 8時) (レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - 初めまして!すごく面白そうで、楽しく拝見させて頂いております。那須くんファンなので、続きが楽しみです!更新頑張って下さい! (2019年9月9日 3時) (レス) id: 436d68ac1a (このIDを非表示/違反報告)
ハルナ(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。直させていただきました。 (2019年9月7日 10時) (レス) id: dc52d887b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハルナ | 作成日時:2019年9月5日 22時