第54話 ページ6
時枝「この男、体からコウモリだしたり翼生やしてたりしてたけど、人間技じゃないですよね」
木虎「そうですね。ゲートも開いた形跡が無いって話でしたけど、一体どこから来たんでしょうか」
嵐山「それらも含めてこれから本部が調査するだろうな、だがしかし⋯コイツが迅のサイドエフェクトで予知出来なかったのが気になる」
時枝「確かに、市街地でこんなに派手に暴れといて迅さんが気づかないなんてことあるんでしょうか」
佐鳥「まぁ、兎にも角にもとりあえず俺帰って寝たいです!コイツ俺の事滅茶苦茶追いかけてきて大変だったんですからね?」
風間「それによって敵の動きが読みやすくなった、よくやった佐鳥」
佐鳥「褒めはいいんで寝させてください⋯」
ドカァァァン!!すると、風間たちから少し離れた車が突如爆発した
全員「!!?」
全員がそれに驚きそちらに目を見やると、2つの人影が爆発した車の上に立っていた
「あらァ?吸血鬼ちゃん倒れてるじゃない、復帰早々元気に飛び出していったと思ったらもう電池切れェ?」
「違うだろう、信じられんがそこに居る奴らが吸血鬼を倒したと見える」
そこには際どい格好をした女性1人と、片目に傷を負った執事服の男が立っていた
木虎「なっ⋯!?」
嵐山「まさか⋯新手か⋯?!」
女「あらァ、それはダッサイわね〜?吸血鬼の世界を作るとかほざいといて一瞬で死ぬなんて、恥ずかしいヤツ」ハッ
女は倒れている吸血鬼を見下し、鼻で笑った
執事「どうやら死んではいないようだが⋯あの方に貰い受けたこの力、吸血鬼を倒したそこの奴らで試してみるか」
男がそういうと、手を風間たちの方へ向ける
するとその掌からパキパキパキ⋯と氷の塊の様なものが出てきた
風間「!?お前ら、一旦離れ___」
ドコォォォン!!再び、怒号が街中に響いた
シュゥゥ〜⋯地面には、巨大な氷が突き刺さっていた
女「ちょっとォ?遊んでないでちゃんとあてなさいよバカァ」
執事「ふむ、避けたか⋯」
しかし、風間がそばに居た木虎と菊地原を、嵐山が歌川と佐鳥を引っ張ったおかげで、誰にも氷が当たることは無かった
そしてすかさず嵐山がその2人めがけてアステロイドを撃つ
しかし
女「あらァ?なにかしら今のォ?蚊でも止まったのかと思ったわ〜」フフッ
執事「こんな物にアイツはやられたのか⋯?」
平然な顔をして2人はその場に立っていた
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沢村 響子
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鈴村十四郎(プロフ) - 環さん» コメントありがとうございます!一気読みしてくれてとても嬉しいです!そしてご指摘の通りこれは主人公のミスではありません作者のミスです⋯このままだと多分気づかなかったです⋯!環さん教えて下さりありがとうございます! (2022年1月21日 20時) (レス) id: f8d388e027 (このIDを非表示/違反報告)
環 - 面白かったです、一気に読みました!風間さんの名前の蒼也が蒼介になってるのは主人公さんが言い間違えてるだけでしょうか?そうだったら申し訳ありません>< (2022年1月21日 18時) (レス) @page23 id: e2e8af744b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴村十四郎 | 作成日時:2022年1月16日 15時