【ワールドトリガー】ワンパン少女はボーダーに２【ワンパンマン】

第77話 ページ29

迅｢じゃあ､何故⋯？｣


風間｢ハルさんの方が年上なんだ､俺が敬語を使うのは当然だろう｣

迅｢あぁそうですね､確かに。⋯じゃあハルさんが敬語使う意味あります(≡ω≡)？｣


｢え！？⋯だって蒼也くんの方がボーダーにいる歴長いんだから当然！｣

迅｢そんなの俺もそうですけど〜｣


｢うっ⋯まぁ､そうだけども｣

風間｢確かにそうだ､そういえばハルさん出水や米屋にもタメ語だったな。アイツらもあなたより長くボーダーに居ただろう。
何故俺だけ敬語なんだ？｣


迅｢やっぱ嫌いなんですか？身長近いから？｣

｢違うわっ！身長近いから嫌いってなんだ！？｣

迅｢同族嫌悪(≡ε≡)？｣


｢悠一お前それ私と蒼也くん両方に失礼だからな⋯はぁ､違うよ違う。単純に､あれだよ。あれ⋯その､えっと＿＿＿｣


ハルはため息をついて理由を伝えようとする､が何故か途中で言葉を詰まらせる


迅/風間｢？｣

その様子を見た2人は不思議そうに首を傾げた


｢〜っ､はじめて本部で会ったボーダーの人だったから猫被ってたんだよ！悪いか？！｣


目をつぶり拳を握って勢いよくそう2人に伝えたハルは悔しそうに俯いていた


迅｢⋯ぶはっ(笑)｣

風間｢⋯(呆)｣


迅はそんなハルをみて盛大に吹き出し､風間は呆れた顔でハルを眺めた

｢やめてっ！そんな目で私を見ないでッ！｣ﾊﾞｯ

慌てて両手を顔の前に出し風間の視線から逃れようとする


迅｢あはははは！流石ハルさん想像の斜め上を行きますね！(涙目)｣

迅は腹を抱えて大爆笑をしたせいか涙目になっている


｢ボコボコにするぞお前⋯｣


風間｢そんな理由なら別に敬語を使わなくていいですよ(呆)｣

｢えっ､でも今更敬語外すのもなんかな⋯｣

迅｢って言いつつサラッと敬語外れてますよハルさん｣


｢あやべ｣

迅｢というかハルさんって元々そんな敬語使うの得意じゃないですよね？｣

｢うん､誰かの下に付くってこと人生で1回も無かったしなぁ｣


風間｢なら余計に敬語じゃなくて構わないです､こちらも年上に敬語を使われるのはやりにくいですし｣

｢あ､ホントに？正直それはありがたいな。じゃあ蒼也くんも私に敬語いらないや。こっちが使うのやめたのにそっちは敬語使うの辞めないってのも変な話でしょ｣

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