そこそこゆるーいフゥ太1 ページ36
クラスメイト「おぉーい暁!そっち行ったぞー!」
暁たちは今体育でサッカーをしていた
「おっしゃ俺のスペシャルキックの見せ所だぁぁ!!」
ドガシャァアアア!!!!
暁が転がってきたサッカーボールを蹴ると、勢いよくボールは飛び、校庭をつきぬけ校舎の方まで飛んで行った
クラスメイト「何やってんだぁぁぁ!!?」
「あ、やべ」
そのボールの末路を見た暁は、そんな素っ頓狂な声を出す
クラスメイト「おいどこまで飛んだんだあのボール!?」
クラスメイト「わかんねぇけどメッチャ飛んだぞ!」
「しゃあねぇ、俺探してくるからお前ら別のボールでやってろ」タッ
そう言って暁はボールが飛んだ方向へ走っていく
「たしか、こっち方面に飛んだよなぁ⋯ん?」ガサガサ
テンテンテンッ⋯
「おっ、あった。ラッキー」
フワッ⋯
「え⋯」
すると、取ろうとしたボールが突然宙に浮かび暁は呆気に取られる
「⋯⋯、〜〜、⋯〜、」ブツブツ
「なんだコイツ⋯?子供⋯?」
そして、そのボールの近くに1人の少年がいるのに気が付いた
「こちらフゥ太、聞こえるよランキングの星⋯」
「えなに、一人で喋って⋯もしや電波か⋯?」ザリッ
暁は一人で虚空をみつめながらなにかを呟いている少年、フゥ太に怪しさを感じ1歩下がる
「アキ
すると、少年はいきなり目を見開き動揺した素振りを見せる
「!今こいつ俺の名前⋯またボンゴレ関係かぁ?」
暁はフゥ太が自分の名前を呼んだことに気づき呆れる
「そんな、まさか⋯アキ兄のダッシュ力⋯アキ兄の脚力⋯アキ兄の持久力⋯アキ兄の総合力ランキング⋯!!」
テインッテンテンテン⋯パラパラパラ⋯
宙に浮いていたボールと小石が地面に落ちる
「こんな事⋯あるはず⋯(唖然)」
「えーっ⋯と、お前さ。めっちゃ俺の名前連呼してたけど、なに?やっぱボンゴレ関係?(苦笑)」
暁はフゥ太の身長に合わせ前かがみになり、話しかけた
フゥ太「アキ兄は、どうして⋯どうして____
ランキングに、載ってないの⋯?」
困惑した表情でフゥ太は暁を見た、フゥ太のその目は動揺したように揺れていた
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鈴村十四郎(プロフ) - まもんさん» コメントありがとうございます!待たせて申し訳ありません!!直ぐに更新するようにします! (2019年2月14日 21時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
まもん - すみません。境界のリンネの更新待ってます (2019年2月11日 18時) (レス) id: 1b73ca9c38 (このIDを非表示/違反報告)
鈴村十四郎(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございますーッ!!楽しみにして貰えるととても嬉しいです!!更新遅いですがもっと出せるよう頑張ります! (2019年1月13日 19時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白く続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年1月9日 16時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴村十四郎 | 作成日時:2018年6月7日 23時