そこそこゆるーい跳ね馬ディーノ8 ページ27
｢いやお前⋯ッ！？｣ﾊﾞｯ
ディ｢静まれエンツィオ！｣ﾋﾞｭｯ
暁はディーノを制止しようとするが､ディーノが鞭を振るモーションをとり出したのを見てすぐさま後ろへ後退する
すると案の定先程まで暁が立っていた場所に向かって鞭が吹っ飛ぶ
｢おいこらそこのドジっ子！案の定ドジかましてんじゃねぇよ!!!!｣
ディ｢うおっ､スマンすっぽ抜けた！｣
ガツガツガツ！エンツィオは構わず風呂場を食べ続ける
ディ｢やめねぇかエンツィオ！｣ﾊﾞｯ
ディーノは鞭を持ち直し再び振り直す。が
あ｢！！うぉいっ！？｣ﾊﾞｯ
ラ｢ぴゃっ！｣
イ｢！！｣
バシバシッ！
今度はランボとイーピンの元へと鞭が跳び､それに気づいた暁はすぐさま2人を抱えて鞭を避ける
｢テメェいい加減にしろや！｣
ガァッ！！と強くディーノを怒鳴る暁
ディ｢す､すまねぇ⋯｣
｢もうテメェにこれ以上好き勝手させられるか！｣ﾊﾞｯ
暁はディーノが落とした鞭を広い､エンツィオに向かって飛ばす
ディ｢なっ！？オイまて素人が1発で鞭を使えるわけ⋯！？｣
ビシィッ！しかし､ディーノの叫びとは裏腹に､暁の鞭は綺麗にエンツィオ絡め取り釣り上げることに成功した
｢たくっ､どいつもこいつも俺の家をなんだと思ってやがんだ。｣
ディ｢なにぃ！？｣
暁は鞭を近くに結び固定すると､呆れ顔でそう呟く
｢風呂場もボロボロ⋯おいドジっ子兄弟子､大体お前が悪いんだから修理費お前持ちな。
んじゃ､俺そろそろ寝るわ〜｣
ふぁあ⋯と欠伸をして､スタスタと暁は部屋へと向かった
・
・
・
暁が自分の布団に入っていると､ディーノが静かに部屋に入ってきた
｢⋯風呂場どうすんだ？｣
ディ｢！！すまねぇな､明日修理する(苦笑)｣
ディーノは暁が起きているとは思わず少し驚くが､暁の質問にしっかり答えた
｢ならいい。布団､床だが敷いといた。いいよな？｣
ディ｢！！ありがとよ｣ﾆｯ
｢⋯お前､ファミリーとか関係なかったら普通に良い奴なんだけどな｣
ディ｢！！｣
｢もっと別の出会い方したかったよ｣
ディーノは初めて暁に褒められた事に驚く
ディ｢俺､そんな褒められるようなことしたっけ？｣
｢してねぇな。だが､お前が悪意を持って俺に接触してきて無いことも分かる。そこまで俺も馬鹿じゃねぇ。
お前単品は普通に良い奴だよ､ドジっ子だが｣
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鈴村十四郎(プロフ) - まもんさん» コメントありがとうございます！待たせて申し訳ありません！！直ぐに更新するようにします！ (2019年2月14日 21時) (
レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
まもん - すみません。境界のリンネの更新待ってます (2019年2月11日 18時) (レス) id: 1b73ca9c38 (このIDを非表示/違反報告)
鈴村十四郎(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございますーッ！！楽しみにして貰えるととても嬉しいです！！更新遅いですがもっと出せるよう頑張ります！ (2019年1月13日 19時) (レス) id: 39e02eb116 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で面白く続きが楽しみです！!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年1月9日 16時) (レス) id: 5216ee3091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴村十四郎 | 作成日時：2018年6月7日 23時
