Story 5 (少し修正しました) ページ5
you side
あの出来事があってから2ヶ月近く経ったある日、私はまた岩本くんに会えないかなぁと仕事終わりにジャニーズ事務所の近くを少し散歩していた。
『…まぁ、そう簡単に会えないよねぇ』
そう呟いて帰ろうと方向を変えたその時だった。
岩本｢…あ。｣
『…っ！』
岩本｢…どーも｣
『っどーも……』
私は再び“推し”にばったりと遭遇をしてしまいました…
岩本｢…久しぶりだね。｣
『…そう…ですね……』
岩本｢…ここら辺よく来るの？｣
『…あ、自分の住んでいる所が近くて仕事終わりに……あっ別に岩本さんの追っかけとかそんなんじゃなくて…！疑わしい事してほんとにすみません！』
岩本｢いや、そんな風に思ってないよ笑｣
『ほんとですか…？』
岩本｢うん、ほんと。｣
『…あ、今からお仕事ですよね？私とこんな所で喋ってたら他のファンの人とか来たらすぐに見つかっちゃう…』
岩本｢あー…そうかもね。｣
『すいません！失礼します！』
あまり長話してしまっては岩本くんに迷惑がかかると思って脇を通って立ち去ろうとしたその時。
岩本｢ねぇ、あれから俺のアクスタ大事にしてくれてる？｣
そう声をかけられて勢いよく振り向いたら、岩本くんに何故か思いっきり笑われた。
岩本｢ふはっ！すげぇ勢いでこっち向くじゃん笑｣
『い、いや…だって…！』
岩本｢で、どうなの？俺のアクスタは？｣
『…っもうめっちゃくちゃ大事にしてます！外に出る時は落とすの怖いんでオタ活する時以外は絶対に持ち歩かないですし、ケースも以前のよりもっと頑丈なやつにしました！』
岩本｢おっ、いいじゃん。｣
『そりゃぁもう！“推し”に頂いた世界一大事なものなので！』
岩本｢“推し”って笑｣
『あっ…すいません…つい癖で……』
岩本｢いやいや……なんか君ってすごい面白いよね笑 きっと友達も多いんだろうなぁ…｣
『いや、友達は全然多くないですよ！指で数えられるくらいしかいなくて…』
岩本｢それでも、親友って呼べる子は1人くらい居るでしょ？｣
『まぁ、1人はいますね……』
岩本｢なら、いいじゃん。そういう大事な友達が1人でもいるだけ十分。｣
『…そうですよね……っていうか、ほんとにこんな所で長話はまずいですって！じゃあ、私ほんとに行きますね！』
そう言って本当に立ち去ろうとしたその時、私は岩本くんの一声で再び呼び止められた。
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紀美ちゃん - 初めまして，作品を読ませて頂いてます。初めて読む事ができ、書く方に対してどんなストーリーが気になり，読む楽しみしてます．また次回も，来月も楽しく書いてくれたら嬉しいです。絶対読ませていただきます。 (2022年10月12日 10時) (
レス) @page48 id: 6732d212f2 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - きゅんきゅんしました！完結おめでとうございます♪ (2022年8月20日 13時) (レス) @page47 id: 08a263e11b (このIDを非表示/違反報告)
わらびもち - お疲れ様でした。無事に恋人になれてよかったです。続編も楽しみです。 (2022年8月11日 1時) (レス) @page47 id: 029fc8293f (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - お疲れ様でした！すごく素敵な作品に出会えて幸せです！ (2022年8月10日 21時) (レス) @page47 id: 5fc2fdf269 (このIDを非表示/違反報告)
Mochi(プロフ) - あっぷるぱい。さん» コメントありがとうございます。素敵な作品と言って頂けて大変光栄です。続編の短編集も現在作成中ですので、そちらも楽しみにいて頂けると嬉しいです。これからも皆様に楽しんで頂けるお話作成頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。 (2022年8月10日 19時) (レス) id: c3136e4c96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mochi | 作成日時：2022年7月28日 19時
