66話：小さな"違和感" ページ27
『そうか……もしかしたら…』
骨「主、どうしたんだ？」
『少し、ここで待っててくれるか。
なに、ちょっと確認してくるだけだ』
そう言い残し、小屋の中へと消える。
そして、10分ほど経った頃。
『あったぞ。お前ら』
5振「「「「「えっ！？」」」」」
出て来て早々、衝撃の言葉を言うA。
薬「どういうことだ？あったってなにが……」
『まぁ、言葉より実物だ。着いて来てくれ』
彼女はクルリと体の向きを変え、歩き出す。
5振は顔を見合わせて、それに着いて行く。
『多分ここだ』
5振「「「「「？？？？」」」」」
連れて来られたのは、小屋の中…ではなく、小屋の裏。
そこには、ただの古ぼけた壁しかない。
小「ここに何が……？」
『まぁ、見てろ』
そう言って、彼女はしゃがむ。
その背中を5振は無言で見つめる。
彼女は、壁に跪くような形で、壁から近い地面に右手を置いて、目を閉じる。
その瞬間。
バシンッ！！と電気音が響いた。
蛍「なに！？」
薬「今の音は？」
5振は彼女に視線を移した。
丁度、スッと立ち上がる彼女。
『ビンゴ』
そう小さく言う彼女の右手は、血が滴っている。
骨「っ！？主、血が…！」
愛「まさかさっきので！？」
慌てて彼女に駆け寄った骨喰と愛染は、彼女の手を取る瞬間、ふと彼女の視線の先を見た。
残りの3振も、彼女が手を置いた所に目をやった。
そして、驚愕する。
『お前らの言う通り、小屋にはなにもなかった…それは私も確認済みだ。
だが、私には一つ引っかかることがあった。
この小屋の外と室内…
ほんの些細な、とても小さな違和感があった。
その違和感の正体は＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿"結界"だ』
彼女の視線の先には、地面ではなく、地下へ続く梯子が備え付けられた……人1人が入れるであろう大きさの正方形の穴があった。
『結界で、この穴をただの地面にしていたようだ。
もう解除したが、予想以上に強力な結界だったよ』
彼女は、右手から垂れる血を袖で拭き取った。
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フレイ(プロフ) - おもちさん» 迷惑だなんて思っていませんよ！気にしないでください！(*・∀・)期待に応えられるよう頑張ります！ (2018年3月31日 22時) (
レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - あうぅ,,,ごめんなさい,,,御迷惑おかけ致しました,,,これからも応援してます！頑張ってください！ (2018年3月31日 22時) (レス) id: 8ef2c58fda (このIDを非表示/違反報告)
フレイ(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます！(*・∀・)確認したところ、五虎退の名前はありました！ご指摘ありがとうございました！他の名前が抜けていないか改めて確認することができましたので、感謝です！(*´∀｀*)これから長いですが、どうかお付き合いください！(*・∀・) (2018年3月31日 22時) (レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
フレイ(プロフ) - コメントありがとうございます！！(*'∀'*)確かにそうですね！実は明石のセリフってなかなか難しくて…参考になります！ありがとうございます！！(*'∀'*)更新も頑張ります！！ (2017年1月21日 21時) (レス) id: f638cd6f6f (このIDを非表示/違反報告)
黒柴 - こんばんは、恐縮ながら一つだけ気になったことがありまして、78話の明石のセリフ、「逆効果、かもしれませんな」の方が自然かなと思います。続編も全て読ませていただいております。とても面白くて更新楽しみにしております。これからも頑張ってください。 (2017年1月21日 21時) (レス) id: bc7269a35c (このIDを非表示/違反報告)
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