ひとりぼっち ページ4
少女は森の奥深くで倒れ込んでいた。
虚ろな目、涙で赤くなった目元。
浅い呼吸を繰り返すたび、周りの草木は枯れて行く。
それをただただ見つめ、涙を流した。
その涙が枯れた時、【世界の声】が響いた。
【
「なに…ど、こと…?」
少女は響く【世界の声】を消えかけた意識の中、聞いていた。
【前
この声を聞いた途端、少女の意識はプツリと途切れた。
途端、少女の体が光り出し、再構成されて行く。
そして、その過程を見ているものがいた。
「また、生まれるのですね。新たなる悪魔が…。」
それから少女が目覚めたのは、一週間ほど過ぎた頃だった。
緑豊かだった森。しかし、少女の周り一帯だけが荒野と化していた。
それは
そして少女はあることに気づく。
「私、なにも食べてないのに…死んでない。もしかして、食事が必要じゃなくなったのかな…?」
そう、植物や動物の命を吸収する事で食事を必要としない体に作り変わっていた。
言い方を変えれば、命を吸収しなければ生きていけない体になってしまったのだ。
そのことに気付いた少女は、また悲しんだ。
絶望に染まり、その負のオーラを隠そうともしない…いや、隠せない少女は、また森を穢していくのであった。
【スキル[
「世界に害を与えるスキルが、増えていく…。いや…何で私だけ…。」
ちなみに、オチは未定です。
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あたりめ(プロフ) - 水の町さん» ネタ提供ありがとうございます!なるべく早くリクエストにお応えできるように頑張ります!亀更新ですが、気長にお待ちください。(*´罒`*) (2019年2月9日 14時) (レス) id: 3df21f0eb0 (このIDを非表示/違反報告)
水の町 - すいません、下のコメント、変なところに「手」の文字がはいってました。間違いなので気にしないでください (2019年2月9日 10時) (レス) id: d63218b4c0 (このIDを非表示/違反報告)
水の町 - リクエストで、 ベニマルとソウエイが夢主にプレゼントをする→それを持ってると吸いとった命を消費して、他の生物に与えられるような力が手つかえる→それが嬉しくて力を使いすぎて夢主が倒れる→二人がめっちゃ心配する。そんなのが見たいです (2019年2月9日 10時) (レス) id: d63218b4c0 (このIDを非表示/違反報告)
あたりめ(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます!「人工呼吸」聞いてみました!素敵な曲で主人公ちゃんのこと本当に思い出しました。素敵な曲を紹介してくれて、ありがとうございます。これからも頑張って執筆します! (2019年2月1日 21時) (レス) id: 809ccaf4f2 (このIDを非表示/違反報告)
N - この小説なんか好きです!もし良いのなら「人工呼吸」という歌聞いてみてください。 (名前)ちゃんのこと思い出しますよ? (2019年2月1日 20時) (レス) id: 47989a0b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あたりめ | 作成日時:2019年1月7日 18時