すれ違い ページ17
Aside
ヴェルドラが消滅してから何日か経った。
私の周りにも変化が起き始めた。
まず、
しかも、小鬼族が全員
らしいと言うのは、私がまだ一度も見た事がないからなんだけど…。
驚くべきことに、その村の長はスライムらしい。
そのスライムの手腕は凄いもので、村の開拓を行い街にしようとしているとか。
まぁ、私には関係ない話だ。
確かこの森の大鬼族の村も
子鬼君たち、死んで無いといいけど…。
話し相手のヴェルドラが消え、この森にいる意味もなくなった。でもこの森以外に住む場所がない、私はどうしたらいいんだろう…。
「教えてよ…ヴェルドラ。」
その時だった。
魔力感知を発動させていたからわかったことでもあるんだけど、牙狼族の姿が見えた。
森の探索でもしているのか、いつもとは違う匂いを嗅いだからなのかこっちに向かってきた。
私はヴェルドラの洞窟で感じたあのオーラが近づいてきているのを知り、急いでその場を離れる。
「君と会うには、まだ時間が必要かな…?だって君、まだ魔力完全じゃ無いみたいだしね…[
私は自分のいた痕跡を残し、その場から消えた。
リムルside
俺はベニマルたちに名付けをしてから、完全復活を果たした!
そして街全体の様子を見ようと丘の上にいた。
「様になってきたな!よしよし、これなら何とかなりそうだ。」
そしたら嵐牙がいきなり森の方を向いて唸り始める。
「?どうした、嵐牙。」
「リムル様、この先に死の臭いがしまして…。調べますか?」
死の臭いか…そんなものが街の近くで発生していたら、こちらが困る。よし。
「嵐牙、その死の臭いの発生源に向かってくれ。俺もこの目で確かめる。」
「承知!」
嵐牙は風を切るように森を走り始める。
その臭いの発生源は割と近くにあったみたいで、すぐについた。だが…
「な、何だここ…!!」
それ達が見たのは一面の荒野だった。
ここはジュラの森だぞ!こんな荒地があっていいのか?!
「嵐牙、本当にここから臭いがしたのか?」
「はい…しかし、ここも死の臭いはしますが先程よりは薄くなっています。」
「何がどうなってるんだ?まぁとりあえず街に戻って聞いてみるか。」
俺はこの時気づかなかった。
荒野の所々が赤い血で彩られていた事を。
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あたりめ(プロフ) - 水の町さん» ネタ提供ありがとうございます!なるべく早くリクエストにお応えできるように頑張ります!亀更新ですが、気長にお待ちください。(*´罒`*) (2019年2月9日 14時) (レス) id: 3df21f0eb0 (このIDを非表示/違反報告)
水の町 - すいません、下のコメント、変なところに「手」の文字がはいってました。間違いなので気にしないでください (2019年2月9日 10時) (レス) id: d63218b4c0 (このIDを非表示/違反報告)
水の町 - リクエストで、 ベニマルとソウエイが夢主にプレゼントをする→それを持ってると吸いとった命を消費して、他の生物に与えられるような力が手つかえる→それが嬉しくて力を使いすぎて夢主が倒れる→二人がめっちゃ心配する。そんなのが見たいです (2019年2月9日 10時) (レス) id: d63218b4c0 (このIDを非表示/違反報告)
あたりめ(プロフ) - Nさん» コメントありがとうございます!「人工呼吸」聞いてみました!素敵な曲で主人公ちゃんのこと本当に思い出しました。素敵な曲を紹介してくれて、ありがとうございます。これからも頑張って執筆します! (2019年2月1日 21時) (レス) id: 809ccaf4f2 (このIDを非表示/違反報告)
N - この小説なんか好きです!もし良いのなら「人工呼吸」という歌聞いてみてください。 (名前)ちゃんのこと思い出しますよ? (2019年2月1日 20時) (レス) id: 47989a0b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あたりめ | 作成日時:2019年1月7日 18時