【東京リベンジャーズ】【呪術廻戦】私は医者であり呪術師であり。

Episode　31 ページ36

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ホテルの部屋まで狩野ちゃんを呼び出し、包帯巻きから助けてもらった。
膝をつけてしゃがんだ狩野ちゃんはぱっぱっと膝を掃う。その時、微かな呪力の揺らぎを感じた。


狩野ちゃんのジャケットの胸ポケットには、何処かで見覚えのある羽。
･･････空飛か、この羽は。空飛と共に行動が確認された呪詛師の術式か、空飛自身の術式かは不明だね。










「羽･･･？鴉ですかね」


『、狩野ちゃんそれを今すぐ手放し給え！』


「え？･･･きゃっ！！」









空飛の羽を持っていた狩野ちゃんの右手に、雷のような閃光が走った。
その瞬間、狩野ちゃんは余りの驚きにその手の羽を床に落とした。電気が走ったのかな。まずは狩野ちゃんを見ないと駄目だね。





狩野ちゃんの右手は、指先がまだ軽く痙攣していた。
しかし反射ですぐ羽を落としたのと、私が直前に言ったのが効いていたのか、思ったよりかは軽傷で済んでいた。良かった良かった。










『とりあえずコレは術式だね、一応反転を掛けておこうか』


「すいません、迂闊に触るべからずなのに」


『良いさ良いさ、次に活かしてくれれば構わないからね』


「･･･何処で入ったんだろ、あの羽」


『今日、何処かで鴉とぶつかったとか無いよね？』


「それは無いですね･･････あ、でもファミレスで黒髪の男性とぶつかりました」


『それだね、というかそれしか考えられない』










黒髪の呪詛師、冥に話を聞いた謎の呪詛師、輪廻と同一人物だろうね。
コレはもう夜蛾ちゃんから上層部案件だ。狩野ちゃんが帰ったら夜蛾ちゃんに通報しなきゃ駄目じゃないか。










「･･･ありがとうございます、大分治まりました」


『それは良かったよ。狩野ちゃん、誰かに狙われてるとか無いよね？』


「いえ、全く。あるとしたら八神さんですよ」


『おや、そうなのかい？』


「知らないんですか自分の評価。特級という事も相まってますが、窓や補助監督間でもかなり人気のある方ですよ？」


『そういうのは悟の仕事だろうに』


「一回相手をした補助監督が性格がクズって言ってから人気がた落ちです」


『謝罪会見級のスキャンダルやらかしたアイドルみたい』










何してるんだ悟は。
女性への相手の仕方とか、履修科目に入れた方がいいのかな？？

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