【東京リベンジャーズ】【呪術廻戦】私は医者であり呪術師であり。

Episode　9 ページ11

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【久々にやる気だったな】


『何、私はいつだってやる気に満ち溢れているんだけど』


【嘘を吐け、ヒールで顎割る気満々だった奴が何を言う】


『私の脳内に直接ピーチクパーチクさえずってた夜雀に言われたくないなー』










ぽい、ぽいって赤い特攻服の不良達を積み上げてってるトコ。
夜雀の言ってること間違ってないのが腹立つのだよねぇ、図星ウザい。
ま、夜雀の言ってることも脳内に直接･･･そうだね、テレパシーみたいな感じで伝わってると思ってくれ給え。頭痛いんだけどさ。










【悪かったな】


『そう思うならいきなり話すの辞めなさいよ』










コイツ、微塵も悪いなんて思ってないでしょ。
･･････ったく。カフェイン摂取して見回り頑張ろって決めたトコに嫌な事件起きた。今日見回りする気失せた上に、厄介なクソ餓鬼と殴り合っちゃった。
これ、後日絶対報復に来るでしょ。


それにこいつら･･･"愛美愛主"だから、メビウスっていうのかしら。
確か狩野ちゃんが教えてくれた東京の暴走族グループにそんな名前･･･あったわ。思いっきりあった上に、これ大分マズイんじゃない。


あ、現実逃避の為に言うけど狩野ちゃんって言うのは私専属の補助監督ちゃん。去年"窓"から補助監督に代わった珍しい子。でもいい子、あのクソ餓鬼共に比べりゃ百万倍マシだからね。





狩野ちゃん、高専に来る前はとある暴走族のグループに居たんだって。
テヘペロってしながら言ってくれたけど、テヘペロじゃないよ。テヘペロ所じゃないのよねソレ。
･･･名前なんだっけ、忘れてしまったよ。










『さーて、と･･･どうするかなこの後･･･』


【見回りなんじゃないのか】


『クソ餓鬼共のせいでやる気失せたのだけど』


【かふぇいんでも何でもいいから摂取して見回りしろ】


『アンタは私の親か？』


【親代わりのようなものではあるだろうが】










ま、そうなんだけどね。
私人間だから。鳥じゃないのだよね。貴方人間形態あっても鳥の方が多いなら鳥で良いじゃないか。どっちかにしておくれよ。


そんなこと考えてたら夜雀に頬突かれた。痛いのだよ地味に。
反転術式で自分の頬を治療しながら、東京の至る所にいる目障りな呪霊を祓う。
三級、四級、蝿頭、三級、蝿頭、蝿頭、三級、三級、四級。
ちょっと多過ぎるねぇ、気色悪いよこの景色。


･･･高層ビルが蝿頭ビルに見えてきた。

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