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てん ページ48

貴方side


悟「へぇ…?___僕のこと、好きなくせに。」

またもや耳元で囁かれたその言葉。

否定もしなければ肯定もしない

なんか癪だったから。

『…さぁ?前世の俺は好きだったかもしんねぇけど、今の俺が好きかは分かんねぇだろ。』

勿論、これはただの嘘だ。本当のことを言うと、今も変わらず好き。ただ言いたくない。絶対調子に乗るから←

悟「えー…。でもさ、僕にあんな“呪い” をかけておいて。

Aが僕のこと好きなの、明白でしょ?」

ニヤリ、と笑う悟。あぁ、お前、性格悪い…((

悟「何度でも言うよ。好きにしていいって言ったのはAなんだからね。…今更俺から逃げられると思うなよ。」

あぁ、またこの目だ。

捕らえるようなこの瞳。…逃がさないと言うお前には悪いが、俺は逃げる気はない。端から逃げられるとも思っていなかった。

だって、元最強の俺の双子の兄の、俺に一番愛を注いでくれた、俺の好きな人なんだから。

『…はいはい、分かった分かった。好きにしろよ。…悟なら、全部受け入れるから。』

俺がそう言うと、悟は目を見開いた。また拒否られるとでも思っていたのだろう。想定外だ、という顔をしている

心外だな。

『俺はお前が思ってるよりもお前のこと好きだからな?』

…きっと今の俺の顔は真っ赤のゆでたこ状態だと思う。

悟の方を見ると。



______嬉しそうに笑って、泣いていた。


『は、ちょ、何泣いて…!』

悟「あ、ごめ、感動の余りに…。____A。」

俺の頬を両手で挟む悟。そのまま俺の頭を固定し、目を合わせる。

悟「…僕でいいの?」

『さっきまで散々色々言ってたくせに、一気に奥手野郎になったなw

だって、としおらしくなる悟の頭を、わしわしと撫でる。

悟「!」

『お前でいい。いや、お前がいい。……悟になら俺の全部くれてやるよ。』

今凄い爆弾発言した気がする…()

ま、平気だr(((

悟「…そう?じゃあ…」

『まて。何で押し倒すんだよ。』

悟「え?」←

『退けええええ!?』←

当たり前じゃん、と言うような顔をされたので、必死に抵抗した。

悟「…___Aの全部、僕にチョーダイ?……優しくしてあげるから。」

あぁ、やめてくれよ。そんな切なさそうに俺を見るな…。

『…(こくっ)』

もうこうなったら腹を括るしかないようだ。

悟は「ククッ」と笑うと、

悟「…愛してるよ、絶対幸せにする。」

と、俺にキスを落とした。

『…俺も。』




一つ言わせてくれ。




ここ屋上!!!!!!

  〜fin〜

そこの○○○○、落ち着こうか。 〜悟side〜→←ないん



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ぽんず(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れ様です!是非とも番外編を作って頂きたいです!! (2021年2月14日 17時) (レス) id: 22afa4f87f (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺夜 - 完結、お疲れ様です!めちゃくちゃ面白かったです!ぜ、是非とも番外編も作ってほしいです!読みたいので!お願いしますっ! (2021年2月14日 11時) (レス) id: 6c7d93c75a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - 推しって…旦那だよね!?さん→えへへ、頑張ります! (2021年1月31日 16時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)
推しって...旦那だよね!? - オォォォォォォ――――――!!!面白ことになっとる!続きがめっちゃ気になる...!どうなっちゃんだろ!?更新頑張って下さい!応援してます! (2021年1月30日 18時) (レス) id: a175662a1a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫静 - 黒狼さん→ありがとうございます!展開はね…(((←お楽しみです!w (2021年1月22日 17時) (レス) id: e2d9da3aac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫静 | 作成日時:2021年1月15日 17時

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