第1話原作からの続き的な ページ1
「紅威ぃぃぃぃ!!」
新八と神楽が叫ぶなか紅威は船から飛び降りた。
「おっおい落ちてきたぞ」
「わかってますぜ」
落ちてきた紅威を沖田は受け止めた。
「邪魔しねぇで貰えますか紅威さんよ」
「邪魔しに来たんだよわたしは」
紅威は沖田の腕の中から強引に出た。
「邪魔しにきたねぇ別にここでお前に錠かけて船乗り込むだけだ。逃げても追う理由がねえ」
「じゃあわたしをおわなければ行けなくなる理由をあげよう」
紅威はニヤッと笑った。
「わたしは貴方達がずっと探してた【夢夜叉姫】だ」
その言葉に2人は驚いた顔をした。
夢夜叉姫それは堕天三日月を使う、戦争で何千との人を殺したと噂される侍だ。戦後捕まった彼女は逃げ出し行方知らずになっていた。真選組は紅威が夢夜叉姫と睨んではいたが証拠がなく捕まえずにいた。しかし紅威の自白により捕まえることができるようになった。
「お前それ言っていいのか?今逃げきれてももう平和にはもう生きられんぞ」
「別に…ここに居なきゃいい話だし」
「あいつは自分を犠牲に夫を助けるつもりですぜ」
「違う夫じゃない!」
「白夜叉は夜叉姫の夫だろ」
「白夜叉とは敵同士だよ!というか銀時は白夜叉じゃない」
紅威は怒鳴りながら釈明した。
「誰も旦那とは言ってねえですぜ」
「こ、この場面的にそう思っちゃうでしょ」
「まあ今はそんなことはどうでもいいお前を捕まえるだけだ。」
「そっかでもわたしもできるだけ時間を稼ぎたいんだ」
紅威はジャンプし船に戻った。
「ほらほら早くしないと逃げちゃうよ」
「面倒なことになりやしたね」
「つべこべ言わず追ってこい」
「了解」
沖田もジャンプし船へ向かった。
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作者名:天宮沙羅 | 作成日時:2022年7月31日 19時