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少しの沈黙の間、私は怖くて、怖くて、しょうちゃんにしがみついてばっかりだった。







そして、その人はついに玄関をドンドン叩いてきた。




「キャァ……っ…!」



私の口をしょうちゃんの手が塞ぐ。



「しっ!


今は大声がまずい。



……しかも鍵が空いてる。」




玄関の方を見ると……鍵が空いていた。

う、閉めてない。
こんなときに限って……。
いつもママが閉めてくれるから、そんな事考えもしなかった。




「誰であろうと、玄関叩くなんて、普通じゃないな。



とにかく、隠れよう。」


小声で伝えてくれるしょうちゃん。


「わかった。」


私も頷き、とりあえず、電気を消し、近くの部屋へ移動する。




ゆっくりドアを閉め、息を潜めた。




しょうちゃんにまたしがみつきながらも、こんな考えが頭をよぎる。



……もしかしたら、強盗かも。



___怖い。


今は私としょうちゃんだけ。
さすがに運動神経のいいしょうちゃんでも、大人は無理だ。





……でも、強盗とかならわざわざチャイムを押す必要ないよね。




とにかく、怖い。



恐怖に怯えながら、服を握りしめた。




……しょうちゃんは大丈夫だよ、というように頭を撫でてくれた。




その瞬間、









玄関が開く音がした。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート   
作品ジャンル:恋愛
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リン - 面白かったです!!できれば続き、書いてください🙏🏻🙏🏻 (2021年11月20日 8時) (レス) @page33 id: a6b1297b7c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 未胡成さん» コメントありがとうございます* 完結してるのに…まだ読んでくださっている方がいるとは感激デスッ (2020年3月2日 17時) (レス) id: 2a25517415 (このIDを非表示/違反報告)
未胡成(プロフ) - あーあーあーあー!しょうちゃんが神過ぎて発狂レベル。KZの皆を引っ掻き回してて最高! (2020年2月29日 23時) (レス) id: 1aec104bc7 (このIDを非表示/違反報告)
花 園 彩 葉(プロフ) - ミイミさん» いえいえ!こちらこそ素晴らしい案をくださり、妄想がふくらみます笑笑。続きをお楽しみに! (2019年3月31日 20時) (レス) id: cd18520833 (このIDを非表示/違反報告)
ミイミ - 花 園 彩 葉さん» めっちゃ面白くて完結してるのにリクエスト答えてくれてありがとうございます!スッゴク続きが楽しみです! (2019年3月31日 19時) (レス) id: e9ee101e23 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花園彩葉 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/irohananahomu/  
作成日時:2018年12月28日 12時

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