二次元しか愛せない系少女、映画館 ページ41
Noside〈赤月様リクエスト〉
「次は…映画館!!」
「やっとデェトらしい
そう、此処は〇ネマのチケット売り場の前。
今日来る場所が決まった二人は、どの映画が見るのか、話し合う事となった。
「へ〜…流石夏休みだね…結構面白そうな映画が沢山あるわ…」
「お、〇イレーツとかどうだ?」
「ゴリゴリの三次元モンじゃんやだよ」
全く中也の方に顔を向けず、真顔で云うAに、少しイラッとする中也。
「じゃあ手前は何が見たいンだよ」
そう聞くとAは満開の笑顔を咲かせて、「アニメ!!」と告げた。
中也は、自前の
今上映しているものは全て全く知らず、興味も持てそうに無いものばかりであった。
「却下」
「じゃあ見れるもんねぇわァ…」
「手前の頭どうなってンだよ」
「二次元の事しか頭に無いんですけど何か?」
「もういい喋ンな現実見ろ←」
二次元こそが私の生き甲斐…!等と語っているAを中也は放置し、如何するまいか…と頭を悩ませる。
そこへ、中学生位の少女達の会話が二人の耳に入る。
「_早くしないと、〇魂始まっちゃうよ!!」
「…あと二十分もあるじゃん…まだ急がなくても…」
グイグイと一方的に引っ張られる少女と、少し興奮気味に目を輝かせる少女。
そんな二人の会話を聞いて、中也はAに、おい、と話し掛ける。
「〇魂、見ねぇか?」
そう云う中也に、Aは驚いた様に目を見開いて、中也に云う。
「え、良いけど…って云うか、中也、〇魂知ってるの?」
「嗚呼…手前のお陰でな」
その言葉を聞き、Aは中也と初めてのあった頃(遊戯内で)の記憶が蘇る。
…あの頃は〇魂の同志を増やしたい一心で、会って間もない中也に〇魂について語り倒したんだっけ…と黒歴史にもなりそうな記憶である。
Aは心の中で悶々としていると、何時の間にか中也は〇魂のチケットを買ってきていた。
「おい、後十分で始まるからさっさとドリンクやらを選べ」
意外とカウンターは空いていたため、直ぐに二人の順番は来た。
Aは、えーと…と迷い乍も〇魂のセットを指差して云った。
「じゃあ〇魂のポップコーンセットのオレンジで」
「俺もそのセットのコーラとチュトリスで」
「かしこまりましたー!
隣の受取口でお待ち下さい!」
二分程待った後、注文したものを受け取り、急いで映画館へ入っていった。
ー
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氷華(プロフ) - 自分のペースでゆっくり書いて欲しいです(*´ー`*)これからも応援してます!! (2019年2月25日 22時) (レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレヰト - とても面白いので、ふっとネタが降りて来た時にでも書いてくれれば嬉しいです!別に、文がおかしくても構いません!間違えたら直せばいいんです!検討お願いします! (2019年2月17日 19時) (レス) id: 9bf0bfde55 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 自分のペースでのんびりと書いてもらえればうれしいです。この作品の中好きだったので(半分ないよう覚えてないや。汗)とにかくこの作品、途中半端で終わらさずゆっくりでいいのでつづきお願いしますm(_ _)m (2019年2月11日 20時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 続きをオオオオオオオオーーーーーーー(///ω///)♪ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 14ed024632 (このIDを非表示/違反報告)
雨傘響音(プロフ) - あれ…中也さん、夢主誘った本来の目的は…?(;´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お布団@自宅警備隊No.7 | 作成日時:2017年6月19日 19時