二次元しか愛せない系少女、絶賛狙われ中です【文スト】

二次元しか愛せない系少女、動揺 ページ20

Aside

暫く無言が続き、前のオレンジ髪萌え袖さん(以下、オレンジ髪さん)がポケットに手を入れると、何か閃いたような顔をして

ポケットから四つ折りの紙を出し丁寧に開く。


その動作を私は無意識に凝視していたようだ。

そして前のオレンジ髪さんと白髪(？)さんは
その手紙を少し読んだ後、縦に破り捨てた。

突然そんな事をするのだから流石に「！？」と
動揺が全く隠せなかった。

そして数秒考え込んだ後

「…っあ、自己紹介がまだだッたね。

ボクは武装探偵社の調査員、谷崎と申します」

オレンジ髪さんは谷崎さんというのか。
タレ目で萌え袖、か…二次元に居たら迚も美味しいなおい←

谷崎さんにつれられるように白髪(？)さんも

「…えっ…と、僕は中島敦と申します」

白髪(？)さんは中島敦というのか。
全部云ってくれたのね。
…と云うか目の色が二色で紫と黄色とか羨まし杉だろ！！！萌えるよ！？！？

君若しかして二次元から来たの！？！？私を二次元に連れていってくれ！！！(願望←

「…じゅるり」

「「！？！？←」」

おっといけねぇ美味し過ぎて涎が…(
…これは頑張ったら未知の領域に逝けるかも(腐の領域)

…ってこの流れは自己紹介しないとだよなぁ…
まぁいいや、適当で

「…A、と云います。

齢は十八です。宜しくお願いします」

頭を下げて私はそう云った。


✲・・✲・・✲

引き続きAside

「＿ッと、こンな感じで良いですか？」

谷崎さんは書類に私からの事情聴取の内容を書き出してゆく。

「はい。有難う御座います」

あれから三十分。あの後、攫われた友人周りの友人関係や最近の様子等、色々な事を聞かれた。

中島さんは谷崎さんの隣で地図や大きな書類の後片付けをしていた。

「良し、之で終了です。

後、結果報告等の件ですが＿」

嗚呼、それもあったと、如何するまいか悩んだ末

「結果は友人から伝える様、云っておいてください。

その方が探偵社さんに迷惑をかけずに済みますし」

探偵社、というのだから仕事は多いだろう。

友人の安否も本人から確かめたいし、
どうせなら友人から報告してもらったほうが実感があるだろう。

「分かりました。

救出した後にそう伝えておきますね」

谷崎さんはそう云ってまた書類に書き込む。
其処で私は一つ、忘れていた事を思い出した。

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速報:夢主壊れる

宿題が終わらなくて泣けてきました()

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