○ ページ7
ポケモンを回復させ、宿泊部屋に戻る。
ベットに仰向けに倒れた。
「はぁ…………」
ガラにもない、深い溜め息をつく。
ゾロアがのそのそと自分の隣に来る。
『どうしたの？』
「ゾロア、おやすみ」
『まだお昼だよ？』
「鞄の中のもの勝手に食っていいから」
『…………うん』
全然眠くないけど寝たい気分だった。
とりあえず現実から離れたかった。
目を閉じれば寝れるだろうと思っても、なかなか寝れない。
隣に、温かいぬくもりがいつまでも残って居た。
──
「んぁ？」
いつの間にか寝ていたようで、目が覚めると時計は５時を示していた。
外の明るさからして午前か。
相当寝ていたのかはたまた相当寝れなかったのか。
どちらにせよ。
「……飯」
空腹には負ける。
一緒に起きたゾロアと旅の支度をした。
朝食はポケセンで食べれるが、食べたあとそのまま出かけるつもり。
欠伸をしながら食堂へ向かう。
「あの……朝食は６時からです」
ジョーイさんがそう言った。
すんません、と謝って一度外に出た。
冷たい風が心地いい。
空を見上げると、サンダーが空を飛んでいた。
自然と口元に笑みが浮かぶ。
昨日とはうってかわり上機嫌で町を散歩した。
「…………モンスターボール落ちてる」
町の隅に行った時、モンスターボールが落ちていた。
不思議に思って拾ってみる。
『…………ポケモンが居るよ』
「……は」
……つーことは。
捨てられたってのかよ。
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ピースサイン(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!更新、楽しみに待ってまっす!!!!! (2020年1月11日 0時) (
レス) id: 3da9a90428 (このIDを非表示/違反報告)
森宮メノウ(プロフ) - 素敵な小説を見つけてしまった……更新が来ること祈ってます…… (2019年10月14日 16時) (レス) id: e3d414a279 (このIDを非表示/違反報告)
かもめ - 凄く面白いです！これからの展開が楽しみです。 (2019年8月4日 22時) (レス) id: f50d9eaf13 (このIDを非表示/違反報告)
埼玉の手下 - 更新いつまでも待ってます！ (2017年12月31日 18時) (レス) id: 3ac0302339 (このIDを非表示/違反報告)
カルー(プロフ) - ポケモンと話せる嬉しい！じゃなく、助けたいと言う主人公…とっても、面白いです！今更ですが…終わってしまわれたのですか？ (2017年8月5日 13時) (レス) id: 4f002d6ec0 (このIDを非表示/違反報告)
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