【銀魂】ディスプレイの向こうのｷﾐへ.

21,伊達眼鏡 ページ24

*高杉side

高「…あれ、銀時てめェ、眼鏡なんて掛けてたかァ?」

銀「あ?あぁ、これは…」

貴『伊達眼鏡ですよ!』

今朝いつも通りに銀時の家を訪ねると、銀時が眼鏡を掛けていた。

偉く似合ってるようだが、急にどうしたんだァ?

高「行き成り眼鏡なんて失恋でもしたのか、ｸｸｯ」

銀「しししし失礼なっ!!しし失恋なんてするか馬鹿!!
これはAが掛けろって言うから!!」←

にしては動揺しすぎじゃねェかい?何があったんだ全く。

貴『あのですねー、実はこれと言った理由は特にありません!!(ｷﾘｯ』

銀「なっ!?お前さっきは『こっちの方がイケメンに見えますよ!』ってﾉﾘﾉﾘで言ってたじゃねーか!!」

高「それで乗るてめェもてめェだ」

貴『そうです、主人が馬鹿なだけです』

高「てめーも何企んでやがる」

貴『え?唯のノリと気分ですけど』←

銀「何だそれ!!真面目に眼鏡掛けた俺が馬鹿みてェじゃん!!」

貴&高『「そうだ、お前は馬鹿だ」』

銀「酷ェ!!Σ」

…なんてグダグダ言いながら、素直に本心を口にしてみる。

高「まァ眼鏡も似合ってると思うぜェ?」

銀「Σッ!!?//」 貴『Σッ!!?』

…何故か坂田家の面々が2人揃って微妙な顔をした。
銀時は顔真っ赤にしてるし、逆にAの方は青ざめてらァ。
俺なんかマズい事言ったかァ?

高「ふ…2人ともどうした…?」

銀「Σえ!?いやいやいやいや俺別に嬉しいとか思ってねーからな!!//」←

貴『別に僕「コイツ言いやがった…!!」とか思ってませんんん!!Σ』←

高「てめーら思いっきり本心剥き出しじゃねーか!!Σ」

貴&銀『「ﾊｯ!!しまった!!Σ」』←

高「ほんとに馬鹿だなお前ら…」

何つーか、しかも息ピッタリだしなァ…

高「羨ましいな…」

銀「へ?晋ちゃん何か言った?」

高「Σあれ、口に出てた!?」←

貴『晋ちゃん今のちゃんと録音しておきました!!「羨まs…(高「うわぁぁぁ!!!止めろぉぉぉ!!!///」ま、もう録ってしまった物なので☆』

銀「晋ちゃんも結局馬鹿じゃんww」←

高「Σ黙れ三歩歩いたら忘れる鶏頭!!俺以下のくせに偉そうだ!!」←

銀「何それどーゆー意味!?Σ」

高「そーゆー意味だ!!」←

銀「何これデジャヴ!?」←

貴『主人らそれもう飽きました』


…なーんてグダグダ会話する、俺らの日常。

イライラの原因でもあり、

そしてそれがまた面白いんだよ。

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