K–POP界の名物4兄弟 (ページ15)

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ふにゃふにゃしているユンギを置いて、僕はジョングガの部屋に向かった。ジョングガもジョングガで、寝起きはよろしい方じゃない

ー【ジョンググの部屋】ー

AN『ジョングガ〜、起きな〜、朝食無くなっちゃうよ〜？』

すやすやと寝るジョングガを揺さぶる

JK「ん〜、誰ですか？」

AN『ヤー、僕だよ。虹輝』

JK「．．．虹輝ヒョン！」ｶﾞﾊﾞｯ

AN『うおっ！．．．びっくりしたぁ』

いきなりジョンググが飛び起きて、僕に抱きついてきた

JK「おはようございます！虹輝ヒョン」ｽﾘｽﾘ

AN『お前は、ずっと甘えん坊だな』

JK「んふふ、ヒョンいい匂いする〜」

AN『ただの柔軟剤の匂いだよ。それより、起きたんなら一緒に下に行こう』

JK「はい！ねぇ、ヒョン。手、繋いで下さい」

AN『はいはい、行くよ？』

ジョンググは、練習生の頃は人見知りであんまり関わる事が出来なかったんだけど、仲良くなってからはこの通りずっと甘えん坊だ

ーーー

JM「虹輝ヒョーンおはようございます．．．って、ヤー！ジョングガ！！また手を繋いでるの？」

TH「もー！本当にズルいんだけど！！」

JK「はい？僕とヒョンがラブラブなのは当たり前の事ですけど？何言ってるんですか？」

JM「チョン・ジョンググ！！馬鹿な事を言うんじゃない！！虹輝ヒョンは僕のなの！」

TH「ジミナじゃなくて、僕の虹輝ヒョン！！」

JK「馬鹿じゃないです！！ジミニヒョンもテヒョンイヒョンも、変な事言わないで下さいよ！」

はぁ．．．うちのマンネ達は朝から騒がしいな

HS「虹輝ヒョン、朝からお疲れ様です」

RM「虹輝ヒョン、ユンギヒョンとジョングガを起こしてくれてありがとうございます」

AN『おはよう、ホバ。ナムジュナ、あの2人を起こすのは大変だね』

RM「まあ、そうそう起きないですからね。あの2人は」

HS「本当、虹輝ヒョンは大変ですね」

AN『全く、手の掛かる2人だよ．．．ウチの弟だって、あそこまで酷くなかったのに』

RM「弟さん達は、あんまり手が掛からなかったんですね」

AN『昔は、部活の朝練とかあったからね』

僕は、2人に愚痴混じりに世間話をながら席についた

YG「誰が手の掛かる子どもだ」

AN『お前だよ、お前』

JN「ヤー、ユンギヤ！あんまり虹輝を困らせるなよ？」

YG「別に、そこまで困らせてませんよ？」

AN『ムッチャクチャ困らさせられたわ！！』
　
　
　

　

僕を、今現在一番困らせてるのはお前だよ！！！
　