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肆拾参 ページ47

夜になり、悟さんのもとへ戻った私はあることを忘れてました。

五条「今日僕のこと一回五条さんって呼んだから一回お仕置きだね♡」

そうだった…そうだった、私の馬鹿。
お仕置きなんて、明らかに良くない響き。
でも逃げたら逃げたで悪化するだけだろうから、ここは大人しくするしかない。

A「お…お仕置きって…?」

五条「んー何にしようかなー?」

ソファに座り、顎に手を当てて考える素振りをする悟さん。
明らかに楽しんでるこの人…
めちゃくちゃニヤニヤしてるもん…

五条「よし!A。まだ人の姿になれる?」

A「はい。大分時間も増えて今日はあと一時間はなれますよ」

五条「じゃあ膝枕して!」

膝枕…?

A「え?それでいいんですか?」

五条「うん。今回はそれで見逃すー」

A「今回は…」

五条「やらかす度にレベルアップしていくからねー♡」

A「……肝に銘じておきます」

私が了解したら悟さんは「シャワー浴びてきちゃう」と颯爽と出て行って、30分足らずで戻ってきた。
髪は下ろしてラフな格好だ。
悟さんは基本的にモノトーンしか着ないみたい。
他の色もちょっと見てみたい。

五条「じゃ、お願い♡」

私は人の姿になってソファに座った。
悟さんは仰向けに寝転んで私の太ももに頭を乗せる。
着物越しのだけど何だかくすぐったい…。

五条「はー気持ちいー♡」

気持ちいい、の…?
まあ喜んでくれるならいいか。
ふわさらの綺麗な髪が気になって頭を撫でるように触れば悟さんの蒼眼が私を捉える。

五条「いつもと逆だね」

確かに私がいつも撫でられてる…
…………何か恥ずかしくなってきた…
目を逸らしたら悟さんは横を向いて私のお腹に顔を埋めた。
何それもっと恥ずかしい…!
私の心情を察したのか悪戯っ子のように笑った悟さんがこちらを見上げる。

五条「これはいつもしてることだよ」

それは猫の姿だから平気なだけです!!

心の中ではそう叫んだけど、口には出せなかった。

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Mami(プロフ) - 更紗和金さん» 遅くなってごめんなさい!続き楽しみにしてます (2022年7月9日 9時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - Mamiさん» わわっ!嬉しい!恐縮です。ありがとうございます! (2022年6月11日 20時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 更紗和金さん» 寧ろ文才分けてほしいくらいです! (2022年6月10日 23時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - Mamiさん» 自分ではちゃんとエロい感じになっているのか首を傾げながら書いているので、そう言っていただけると幸いです。ありがとうございます! (2022年6月3日 20時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 先生エロい感じが良い! (2022年6月2日 21時) (レス) @page31 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年5月20日 23時

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