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肆拾壱 ページ45

五条「僕これから任務詰め詰めだからさ、Aのこと頼んだよ憂太」

乙骨「僕ですか?」

五条「そっ。今は硝子も急用で出払っててさ、夕方には戻るはずだからバトンタッチしといて」

乙骨「はあ、分かりました」

五条「じゃあA〜行ってくるね〜♡」

A「は、はい。行ってらっしゃい」

憂太君に私を預けた悟さんは私の頭を撫でて任務へ向かった。
彼らの邪魔にならないかと心配になったけど、午後は体術の授業だから問題ないとパンダ君に言われて少しホッとする。

真希「とりあえず少しでもあの変質者から離れられるからラッキーだな」

変質者…?

パンダ「真希、悟は一応担任だぞ?見た目は怪しいけど」

真希「担任って言ったって授業自体は補助監督とかの人たちがやってるし、アイツに指導してもらったの数えるくらいしかねぇぞ」

パンダ「真希はな。棘や憂太は多少体術も教わってるぞ」

狗巻「しゃけ」

真希「ハイハイ。ほら、さっさとグラウンド行くぞ」

真希ちゃんってあんまり悟さんのこと好きじゃないのかしら。
まあ異性だし、担任だからって必ずしも慕う訳でもないか。
遠くなっていく真希ちゃんの背中を見つめていると頭上から会話が聞こえてくる。

パンダ「真希(アイツ)の反抗期はスゲーな」

乙骨「元々身体能力高いから五条先生が教えることも僕達に比べたら少ないのかも」

パンダ「じゃあ拗ねてんのか?」

狗巻「こんぶ?」

乙骨「どうだろう…まあ、さっきのは純粋にAさんのこと心配してるんだと思うよ」

彼に言われて、確かにそうかもしれないと思った。
初めて拾われた時も最後まで引き留めようとしてくれたし。
素直になれないだけでとても優しい子なんだ。

A「行かなくていいの?」

パンダ「そうだな。一人にしてまた拗ねたら面倒だしな」

狗巻「すじこ、ツナマヨ」

棘君が憂太君の肩を叩いて、手を広げた状態で何かを伝えている。

パンダ「ああ、そうだな。今日もどうせ憂太は真希に扱かれるんだから棘にAを預けとけ」

乙骨「う…そうだね。Aさんもいいですか?」

A「私は構わないわ」

憂太君は私を棘君に手渡す。
私が見上げると棘君は「しゃけしゃけ」とニコニコしながら優しく頭を撫でてくれた。

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Mami(プロフ) - 更紗和金さん» 遅くなってごめんなさい!続き楽しみにしてます (2022年7月9日 9時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - Mamiさん» わわっ!嬉しい!恐縮です。ありがとうございます! (2022年6月11日 20時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 更紗和金さん» 寧ろ文才分けてほしいくらいです! (2022年6月10日 23時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - Mamiさん» 自分ではちゃんとエロい感じになっているのか首を傾げながら書いているので、そう言っていただけると幸いです。ありがとうございます! (2022年6月3日 20時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 先生エロい感じが良い! (2022年6月2日 21時) (レス) @page31 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:更紗和金 | 作成日時:2022年5月20日 23時

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