拾壱 ページ12
こんばんわ皆様。
私は今、とある問題が生じております。
五条「さっ、A。こっちにおいで」
五条さんに食料も飲料も必要ないということを伝え、その他生活面で必要なものはないかと色々気遣いをいただき、人の姿に戻れる短い時間でシャワーをお借りしたいというお願いだけとりあえず了承してもらった。
話している内にお互いに少しだけ打ち解けたような気がしてホッとしていたのだけど…
いざ就寝しようとなったら五条さんがベッドで一緒に寝ようと両手を広げて待ち構えている…。
居候の身なのだからソファでいいと言ったのに聞き入れてもらえず…
おそらくこれは私が諦めてベッドに行かないと収束しないやつだ。
五条「ほら早くー。フカフカのベッドだよ〜」
何が何でも一緒に寝たいようだ…。
私はとうとう観念してソファからベッドへ移動する。
これはキングサイズか？とても大きい。
猫の姿だから余計広く感じる。
まあ五条さんはとても背が高そうだから必然的にこのサイズか。
マットレスもフワフワで何だか覚束ない。
不慣れな感触によたよた歩きながら彼の元へ行くと嬉しそうに抱きかかえられる。
五条「ん〜フワフワ♡」
は、恥ずかしい…！
頬ずりをされて顔の距離が近いのとこの行いがなんとも言えない羞恥心を感じてしまう…。
気が済んだのか五条さんは一度私を下ろしてサイドチェストの上にあるランプを消すと掛布団を被りながら横になる。
そして私を自分の腕の中に納めた。
五条「おやすみA」
優しく頭を撫でられて、間もなく睡魔が襲ってくる。
そういえば男の人の部屋入ったのって大学の時の彼氏以来だな。
その彼とはキス止まりで別れてしまったけど…。
それ以降は論文と就活に集中して恋人を作るなんてこと考えたことなかった。
就職してからも仕事に慣れる方が優先で……
人の体温ってあったかいな…。
そのまま私は五条さんに身を委ねて眠りに落ちた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 969人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Mami(プロフ) - 更紗和金さん» 遅くなってごめんなさい！続き楽しみにしてます (2022年7月9日 9時) (
レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - Mamiさん» わわっ！嬉しい！恐縮です。ありがとうございます！ (2022年6月11日 20時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 更紗和金さん» 寧ろ文才分けてほしいくらいです！ (2022年6月10日 23時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
更紗和金(プロフ) - Mamiさん» 自分ではちゃんとエロい感じになっているのか首を傾げながら書いているので、そう言っていただけると幸いです。ありがとうございます！ (2022年6月3日 20時) (レス) id: b1ab373c3f (このIDを非表示/違反報告)
Mami(プロフ) - 先生エロい感じが良い！ (2022年6月2日 21時) (レス) @page31 id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：更紗和金 | 作成日時：2022年5月20日 23時
