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入学式 ページ3

『(眠い…)』


学園長の話でさらに眠くなった。なんだあの人の声
落ち着くったらありゃしない

その後は各教科の担当の教員紹介やクラスの担任紹介などが行われたり少し寒い体育館は足先を冷たくさせた



1時間弱の入学式が終わり教室に戻る

担任の先生は悲鳴嶼先生という巨体な担任だった


『(でか…)』

窓側の席は正解で面倒なことと言えば



「…」


こちらをずっと見てくるこのお隣


『竈門…だよな、何か?』

「あっ、いや…ごめん。見すぎた…」

『おう…』



早く帰りたい







______

__

_





「南無…では今日はこれにて解散」



ガイダンス諸々終わりバックを持って帰ろうとした時再び声をかけられた



「A…さん」

『”さん”はいらねぇよ』

「あ、A…一緒に帰らないか」

『あー…』


こいつといると疲れる



『遠慮しとく…「是非!!!」…おぅ』


両手で手を握られその真っ直ぐな瞳に負けた





『…』

「じ、じつは明日合わせたい友達がいて…中学から一緒なんだけど」

『あぁ、炭治郎は中学から直接上がってきたのか』

「Aは外部からだよな?珍しいな」

『特に理由はないよ、近かったから』

「そう…なんだ」


そう、特に理由はない





早く1人になりたい







すると突然肩を引っ張られ後ろに体が傾いた


荷物は宙を舞い目の前の炭治郎は目を見開く




ギュッと力強く抱きしめられた体が、痛いほど強く
優しく、熱かった





「やっと…やっと、会えた」



この学校を選んで失敗だな

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ラッキーアイテム

革ベルト


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時雨 - な…泣く…素敵な小説を書いてくれてありがとうございます… (2021年3月16日 10時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - 蓬莱寺さん» ありがとうございます!コメントが私の頑張る糧になります!もう少しお付き合い下さい (2021年1月15日 1時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱寺(プロフ) - 鬼滅編・現代編と続けて読みました。続き楽しみにしています (2021年1月14日 8時) (レス) id: de353d3df7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:テララ | 作成日時:2021年1月4日 3時

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