波乱な一日 ページ14
「ここの年号は覚えておくように!テストに出るぞ!」
歴史の担任である煉獄が赤チョークで大切な部分に丸をつける
いつもは授業に集中をするが朝の出来事が脳から離れなかった
チラリと炭治郎の方に目を向けると普通にノートを取りながら黒板に目をやっていた
『(朝のは一体なんだったんだ…あの温厚なこいつがあんな剣幕で狛治の胸ぐらを掴むなんて…
何にあんなに怒ってたんだ)』
悲しそうな、悔しそうな顔がこべりついて離さない
ズキッ
『っ…』
また痛い
最近は減っていたのに急にまた腹が痛い
気持ち悪くなってきた
集中しろ
【集中】
「風間少年!」
『はっ』
「どうかしたのか?気分でも悪いのか」
『…なんでもないので続けてください』
「しかし…」
『大丈夫なんで』
「そう…か、では続けよう…」
__________
_____
_
「あの、…A」
授業終わり炭治郎はAに話しかける
『…炭治郎』
「えっと、朝はすまなかった!!」
お辞儀90度の素晴らしい姿勢
『謝るなら狛治にだろ、一応アイツ先輩だぞ?お前とアイツになんの関わりがあるんだよ』
「そ、れは…というかAの方こそ!!」
肩をガッシリ両手で掴んできた炭治郎に流石に驚いた
「あか…狛治先輩とどういう関係なんだ」
『はあ?…幼馴染だけど』
「幼馴染…?」
『昔から家が近かったんだよ。小さい頃からの付き合いだ』
「っ、そうだったんだな…」
『あいつ悪いやつじゃねぇしお前が突っかかる理由が全く理解出来ねぇよ…なんかあったのか?』
炭治郎は肩に手を起きながら床を見つめるように顔を逸らした
なんでそんな辛そうな顔をするのか分からなかった
「…A」
『…なんだよ』
「あの人とは…関わらないでくれ」
は?
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時雨 - な…泣く…素敵な小説を書いてくれてありがとうございます… (2021年3月16日 10時) (レス) id: 3067d420d6 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - 蓬莱寺さん» ありがとうございます!コメントが私の頑張る糧になります!もう少しお付き合い下さい (2021年1月15日 1時) (レス) id: 6f93d0d76b (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱寺(プロフ) - 鬼滅編・現代編と続けて読みました。続き楽しみにしています (2021年1月14日 8時) (レス) id: de353d3df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:テララ | 作成日時:2021年1月4日 3時