15.お節介 ページ17
レトルトside
Aちゃんの親は控えめに言って最低やと思う。
自分の子どもにそんなことよく言えんなって感じ。
やからつい、Aちゃんの親が学校に来るって聞いて言ってもーたんや。
「え、Aちゃんの親明日来んの？」
そう言った俺に向けたAちゃんの視線は。
酷く冷たかった
「……そうだけど？なに？レトさん。」
その視線を浴びてやっと気づいた。あー、俺やらかしたなって。
「あーなんかなー？明日って別に特別な日じゃないから珍しいなーって思っただけやで！」
めいいっぱい笑って、誤魔化した、俺。
それに、そう。って返すAちゃん。
Aちゃんはキヨくんとフジくんが好きじゃないから言いたくないんやろーし。
でもさ、キヨくんもフジくんも悪い人ちゃうで？
確かにキヨくんなんかは口悪いし？髪の毛赤いけど。
俺とうっしー以外に頼れる人、作って欲しい。
ごめんなぁ、Aちゃん。
キヨくんとフジくんの前では強く怒られへんやろ？利用させてもらうわ。
お節介？知ってる。でも、きっと最後はAちゃんのためになるから。
「あ！そーや！今日なぁ、俺とうっしーと、キヨくんとフジくんでゲームすんねん！確かAちゃん、今日ひまやってゆってたよな？
一緒に遊ぼーや。」
俺の言葉に少し顔を引きつらせた。
「え、あー、でもほら、親帰ってくるし。」
必死に行かない理由を考えてるんだろうな。でも、ダメだよ。
「夜中でしょ？いっつも二時とかじゃん。」
「……そうだけど。仲良いみんなの中に入るのは迷惑だし……。」
「別に迷惑ちゃうよ？」
俺とAちゃんの腹の探り合いのような言い合いが続く。
周りはそれをじっと見つめている。何も言えないような雰囲気。
沈黙が続く。それを破ったのは。
「……みんなそんなに私の事好きなのかぁ。じゃあしゃーねぇなぁ！一緒に遊んでやろう！
清川くんも、藤川くんも、いい？」
勝った。
きっと今、Aちゃんは俺に本気でキレてるんだろうな。
でも、きっと最後は俺に感謝するから。
天才レトルト様についてき？
ってことでその目なんとかして。怖いです。
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クロミミ(プロフ) - 美怜さん» 全然ですよ！いい意見が貰えました！助かりました！今後の成長のために使わせて頂きますね。嬉しいです。有難うございます！これからも見てくださればうれしいです！ (2019年4月11日 20時) (
レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
美怜(プロフ) - クロミミさん» 本当に気分を害されたらすみません…これから本当にこの作品の応援をしていきますね！！(*^^*) (2019年4月11日 20時) (レス) id: a91e59d2ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - 美怜さん» 更新を頑張っていきたいと思っているのでよろしくお願いします。 (2019年4月11日 19時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - 美怜さん» するんですけど、色々と伝わっていないということが分かりましたので、もう少し工夫をしていきたいと思います。私だって凡人ですよ！私みたいな文才のない者が書いた作品をわざわざ読んで頂き、わざわざアドバイスまで下さってありがとうございました。これからも (2019年4月11日 19時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
クロミミ(プロフ) - 美怜さん» なるほど。確かにそうかもしれませんね。私的には主人公がそれほどに皆に気を許しているというか、理解し合ってるという感じのことを伝えたくてそういう書き方をしているのですが、上手く伝えられていないようですね…。主人公視点をあまり書かないのもこだわりだったり (2019年4月11日 19時) (レス) id: 25617d98ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロミミ | 作成日時：2019年2月9日 22時
