君と紡ぐ1ページ【K.T】 (ページ22)

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ついつい店員さんと話し込んじゃった笑

海人くん試着し終わったかな

｢試着どんな感じだった？｣

髙｢ちょうどいい所に！じゃーん、どう？｣

自慢げな顔をしながら出てきた海人くんは黒のシャツを身にまとっていた

これからの季節にぴったりだ

｢いいじゃん！似合ってるよ！｣

髙｢ほんと？じゃあこれ買っちゃお～｣

｢そんなに速攻決めちゃうの？｣

髙｢服は女の子に聞くのが1番だからね！じゃあレジ行ってくるから外で待ってて｣

お互いいい買い物が出来たみたいで良かった

髙｢この服着るの楽しみだな～｣

｢それもう３回目だよ？｣

よっぽど嬉しかったのか同じことを何回も言う海人くん

私も思ってるのは秘密

服に満足してショッピングモールをブラブラしているとアクセサリーショップを前を通った

髙｢ここ見たいの？｣

｢うん、ちょっと見てもいい？｣

髙｢もちろんだよ！行こう！｣

少しレトロの雰囲気の店内はとても落ち着いている

アクセサリーももの凄くかわいくて自然と口角が上がってしまう

髙｢これ、めっちゃかわいくない？｣

そう言って海人くんが見せてくれたのはパールビーズのカチューシャだった

｢かわいい、、｣

髙｢ね！好きだろうなと思って持ってきちゃった｣

｢私これ買ってくるね！｣

髙｢俺からプレゼントしちゃダメかな？｣

｢いいよ！パンケーキも奢ってもらったし｣

髙｢俺がしたいからいいの！｣

プレゼントするからとなかなか折れてくれない海人くん

結局私が折れてプレゼントしてもらうことになった