君と紡ぐ1ページ【K.T】 (ページ13)

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2人と別れてから特に会話をすることなく歩き続ける

昔から紫耀とは会話がなくても隣にいると落ち着ける

きっとそれは紫耀も同じで幼馴染でよかったと心から思う

平｢久しぶり部活見に来てくれて嬉しかった｣

｢私も部活してる姿見てれ楽しかったよ｣

平｢今度練習試合あるから見に来てね｣

｢うん、写真もバッチリ撮るね｣

平｢海人も廉も喜ぶよ、きっと｣

｢海人くんはともかく永瀬も？｣

平｢廉が女子と話すこと自体珍しいんだ。Aの前だと素で居れるんじゃないかな｣

｢へぇ～｣

言われてみれば女子と喋ってるの見た事ないな

なんだ、可愛いとこあるじゃん(笑)

平｢もう家着いちゃった、また明日ね｣

｢うん、おやすみ｣

家が隣同士にも関わらず私が家の中に入るまで見守ってくれてる紫耀

前になんで？って聞いたら

ちゃんと見てないと心配だから

ってさ、本当に過保護なんだから

紫耀に彼女が出来たらその子は幸せにしてもらえるんだろうな

私よりも彼女さんのこと優先するんだよね、なんか自分の子供が親離れする気分(笑)

いつかそんな時が来たら思いっきり祝福してあげよう

もう高２なんだし彼氏の1人や2人作んないとな

私の気持ち次第か